06年11月HPリニューアルに伴い、ブログタイトルもリニューアル。


by kgapk2004
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デュラララ!!

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バッカーノ!と関連が強いらしいのですが
未見なので比較できず(原作者が一緒だったのね)原作小説も未読のまま
話題性と都市伝説と群像劇な内容に惹かれ視聴開始
00年代頭の混沌とした都市型青春群像劇ドラマ(池袋ウエストゲートパーク)を
10年代頭にあえてアニメ的文法で掘り返しているような
匂いを感じます。あとスタイリッシュなアニメたらんとしている
雰囲気はプンプン伝わり、昨今のペルソナと近いライン目指してる感じ
とにかくアニメで群像劇ってのは珍しいので1話おきにかわるキャラの
入れ替えとリンクを辿ってるだけでも楽しいのですが
まだそのなんとなく雰囲気先行ムードを超えた何かは見えてきません
話が大きく動き出すのはもう少し先になるはずなので

全話視聴終了、10話あたりで各キャラのばらけたパズルがつながってスピード感が増し
後半にいくほど盛り上がっていきます。しかしやはり都市伝説って方向より
池袋、ギャング抗争に主眼がおかれ、どうしても「IWGP」(00年)っぽさがぬぐいきれません
複数の勢力が勢いを増しながら力関係が入れ替わりったり捲き返したり
主人公側で、力を振るう側、穏便に平定しようとする側にスタンスが分かれ
どちらの側でも最終的に自体の収集がつかなくなる大局の暴走が生まれたり
一方でジョーカー的なサブキャラの存在があったり、それらあれこれを
ひっくるめた群像劇って構図は、やはり「無限のリヴァイアス」(99年)だし
どうも10年くらい前のトレンドを再び掘り起こした感があります。
カップル組とそのねーちゃんとかマッドな親父とかイマイチ必然性が
微妙なキャラがいつくか見られるのが気になるとこ。
このへんはポジション的に他のキャラでも代理可能なので余計気になる。群像劇の割増しで
無理に出されて割を喰ってる感がなきにしもあらず。
おそらく原作ではもっと見せ場があったり活躍してると思われますが・・・。
一方で(惑星開発委員会的にいうとw)サヴァイヴ系に位置する展開がみられ
デスノート、仮面ライダー龍騎、野ブタをプロデュース、コードギアスと
並べると分かりやすいのですが、限定された範囲(世界)で乱立する対立を掌握し
コントロールする側の視点(折原臨也)すなわち決断主義的動員ゲームを支配するものと
その顛末という文脈で、一種のサヴァイブ系と解釈することも可能。
ギャング抗争や群像劇とは別の視点も入っています。
(でもリヴァイアスらへんもこれまたサヴァイブ系に分類されるんだよね。。)
そしてまた(これまたクドカン絡みになってしまいますが。。)
ダラーズの面々が携帯というツールで繋がり
連携して力を発揮する展開などは「木更津キャッツアイ」「IWGP」などと同様
地域共同体と言う点では古くから存在しているものではあれ
それを支えるのが伝統や血縁などではなく
携帯と言うツール、サブカルチャーなどの共有知識、あるいはネットのコミュニティによる仲間意識
などで、新しい形の地域型コミュニティ(中間共同体)の可能性を
提示しているんじゃーないかと思います。
池袋と言う地域性の極めて薄い舞台
無色透明な存在のダラーズの設定がそれを分かりやすく補強。

ついでに平和島静雄の無双キャラは見ていてなかなか痛快。やはりキャラが主軸のアニメかなぁ。
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by kgapk2004 | 2010-07-09 23:04 | アニメレビュー