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by kgapk2004
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Futurama

Futurama_c0005235_0465051.jpg初期の頃は冷めた視点で青春を振り返っているような(でもどっか熱さをおびててそれがいい感じの青臭さを感じさせてた)楽曲が多かったスーパーカーが,突如、テクノ方面に走ったアルバム。とにかく音作りの器用さは初期のギターポップの頃からおなじみなのですが、体温の低さも初期の頃のままw。歌モノ楽曲もありますが、基本的にはインストアルバムみたいなもんでしょうね。歌詞は雰囲気を引き立たせるための添え物程度。とはいえ、チラホラある歌モノ系の楽曲には初期スーパーカーの延長にあるようなものもあるので、好き嫌いは分かれるものの初期ファンでもイケるのでは。これまた統一感のあるアルバムで、アルバム1枚で1つの作品と言えるでしょう。音と歌詞から近未来的なイメージが浮かびます。1回聞いても?って感じで、通して3回くらい聞くと徐々にノレてくるアルバム。それくらい聞いて特になにも感じなければ、多分ダメ^^;。ある程度似たような傾向のレビューサイトなんかがあれば定番のように出てくるアルバムで、確かに名盤だと思うんですが、スーパーカーは他のどのアルバムもそうだけどちょっと1枚に詰め込みすぎ。このアルバムも15曲くらいあったはずだけど,10曲くらいに絞ってくれた方が無駄に
ダラダラしなくてよかったのに。。。ノイジーでトランシーで浮遊感のある1枚。
by kgapk2004 | 2005-09-04 23:45 | 音楽レビュー