遅死10.10(syrup16g)
2005年 12月 07日
バックホーンと同じ野音でのライブ。そのうえ世界観というか、歌詞の傾向がバックホーンと被る部分が多いsyrupなので、どうしても比べがちになるんですがw(音やバンドのスタイルは、全然違うけどねw)そこはsyrup、こちらもいい感じの個性に発揮されたライブに。バックホーンは真夏の納涼祭って印象ですが、syrupは会場ごとダウナーで非日常な世界へ連れて行ってる感じと言いましょうかw。このバンドのキモである、サイケデリックだったり美メロだったりダウナーだったり、な楽曲郡が怠惰な幻想感を演出してます、その合間合間ではっとさせるような激しい曲を演るという、うまくできた構成。これも語り草になる、この業界随一の照明の暗さも、野音といえども変わらずw。らしさ溢れるライブになってます。五十嵐氏の声が枯れ気味で、本調子でないことがやや難(曲によっては調子いい時より冴えてるっぽいものもありますが)このライブ、実は解散されるかもしれないという状況で行われたもので、そういう覚悟と総括感が、どこか感じられる作品でもあります。結果的には第1期完結。Rebornを流しながらのテロップの演出が上手いです。
by kgapk2004
| 2005-12-07 02:05
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