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by kgapk2004
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c0005235_19353467.jpg若き日のロバート・デ・ニーロ主演。アメリカンニューシネマ末期の傑作です。ニューシネマかどうか判断がつかないポジションの作品ですが、個人的にはニューシネマの匂いがプンプンするしw。この作品、昔見てもよく分からず今見てもよく分からずw。考えるより、感じる事が多く要求される映画じゃあないかと。この映画の中に漂う静かな狂気や、都会の住む若者の、すさんだ心理というのは、いつの時代にあっても不変のテーマなのでしょう。ベトナム戦争で命を懸けて戦って、帰ってきてもランボーのような超人さはもちあわせていない、あくまでも普通の一般人。おまけに正義感は強いのに、目的も見つからず。都会の喧騒に身を沈めているうちに段々と狂気のようなものにとりつかれていく、といういかにもこの時期のアメリカ映画によくあるテーマなのですが、このテーマは現在にあっても十分通用する内容であり、未だ社会が克服できていない現在の病魔みたいなものだと思います。劇中、デニーロがいきなり腕立てを始めたり、モヒカンになったりその奇天烈な行動が幾分カルトなイメージを残しもしますがw。(ほとんどストーカーと化してる描写もあるしw)この映画に漂う怠惰感と正気と狂気が紙一重のように描かれる主人公像は、今見ても圧巻でしょう。
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by kgapk2004 | 2006-09-02 19:29 | シネマレビュー