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by kgapk2004
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霧島、部活やめるってよ

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原作は未読、昨年度邦画界で大きな話題になったようでロングラン上映を達成したとか
最近映画関連はほんとに情報に疎くなっているのでいきつけのレンタル屋のコーナーでそれらの
情報を見かけなければ手に取らなかったかも。。。でもそれ以前に確か何かの映画の予告編で
野球部と映画研究部?のクロスオーバーするような予告編映像が流れ、酷く気になっていたという
伏線はありw

地元で映像中心にしたサークルのようなもので活動しているいまだからこそこの映画には
よりうシンパシーを感じました、多かれ少なかれ文化部は運動部に比べ不遇なものだし
それは大人になってからでも例えば地域に根付いた自縁的な集まり(消防団、祭り青年)に
比べての文化サークルや有志的な集まりの立ち位置は地盤が弱かったりするもので、
なかなか理解されないという以上に、不遇なんですよね。起業的なものや
NPO法人クラスになればまだしも、どうしてもサブカル文化的なものはアウトサイダーになりがち
(まぁ最近はヲタク的なものの影響力も無視はできないのですが、一方でヲタク的なものが
多大な受け皿になってしまっているところもやはり学生時代の延長だったりも・・・この映画では
そのへんと映研がごっちゃになっちゃってますが。非リアな無所属組も描かれないし)
その中でも特権的な地位を占めるのはやはりバンドや音楽(部活で言うならずばり吹奏楽ですな)
そこに思春期特有の微妙な人間関係が絡み、青いな、若いなぁと思いながらも
ラストまでなかなか目を離せない展開になっていました。一番大きいのは痛いなぁ・・・ですがw

リアルな青春群像激でありながら2つの極端なサイドをそれなりリアルに描くことで、また時間軸を
視点を変えて切り替えることで、また劇中現れそうで現れない霧島を軸にして話を進めていくことで
最後まで視聴者を惹きつける構図にもっていっているのは流石
でも実質主役は映研部のようになってしまっているなぁと。バレー部の面々の葛藤さらに
上でもあげた悲リアな無所属組、美術部、漫研、軽音部などもっと多彩な文化部もひっくるめた
パズル的な群像激も見てみたかった気もします。
高校ってのは人種のるつぼならぬ、趣味思考のるつぼであり、さらに自意識がもっとも肥大化した時期
もっと多用なバランスを持った人たちの織り成す、さらに痛くてリアルでちょっと笑える群像激を
描くことも可能なのでは、と思うからです。微妙に尺が足りなくなりそうだけどね。。
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# by kgapk2004 | 2013-05-04 17:37 | シネマレビュー

sakanaction

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しばらく音楽のアルバムなんて聴いてなくて、新ジャンルの開拓もなく随分音楽は停滞してたなぁと思ってた矢先、時雨とサカナのアルバムがでると聴き、久々にアルバムを買ってみようと。この時期は毎年アーティストのアルバムリリースが相次ぐ時期ですが、音楽はなれしていた以上にキャリア的にそろそろ安定期に入り、嫌でもマンネリ化が漂う時期+前作が「悪くはないが、良くもない」つまり平行線なイメージをうけた為このアルバムにもそこまで期待してなかったのですが、いやいやいいアルバムです。
音楽好きの中で周知の存在となる位置でのブレイクと考えるとおよそ3年選手となり、メジャーでは3枚目。どうしてもここらで彼らの曲調に慣れてしまいリリースする側にもどこか惰性で鳴らしてる面が1つ2つでてきてしまいがちな時期になると思うのですが、従来の持ち味である適度な打ち込み・和的ビート+コーラス、これに加え前作でも見られた合唱テイスト、初期を思わせるより強いダンスビート色がまざり、それでいて尚情緒やメロディライン、楽曲としての口当たりの良さ、適度なシングルの配置、中だるみしないよう曲のバラエティのテンションの強弱をつける、とアルバムとしての大事な要素がすべて詰まっています。
もしかしたら彼らのキャリアの最高傑作になるのかも。侮っていました。これは名盤です
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# by kgapk2004 | 2013-04-29 02:22 | 音楽レビュー

サイコパス

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ザ・プロダクションIGって趣のアニメ、超一流のスタッフをあつめたという前評判の割りに設定のあらや2クールあるせいか序盤の山場のなさに不満が残ります。一話完結型でずっと濃いエピソードを連発、でもよかった気もするしなぁ。人間の欲望や適正、犯罪行為がコンピューター管理により是正された世界という設定ながら、あきらかに倫理的に矛盾がありながらそれを人々が受けいれた背景や誰もが思いつくような法としての本題やセキュリティの問題がそのまま劇中でもほれみたことかといわんばかりに発生する点がむしろ欠点になってしまっているような。
その分雰囲気は世界観はかなり上質IG絡みなだけに作画は安定OP,EDもかっこよく、雰囲気もサイコやらケイゾクやらパト、攻殻やらが混ざっており、珍しくはないんだけど好きな人はたまらないでしょう。
ストーリー的にはやはり狡噛と槙島の因縁が交錯する2クール付近から盛り上がってきますがラストがやや尻すぼみだったような。続編があるのかなー?細かい不満がありながらも2クールの間その雰囲気とサスペンス的な展開の結末にハラハラさせてくれたのでなんだかんだいって楽しませてもらいました。
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# by kgapk2004 | 2013-04-28 21:36 | アニメレビュー

マギ

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アニメ化の出来もよかったということですが。。銀の匙といい、これといいサンデーは女性作家人の活躍で息を吹き返しつつあるんですかね。。最初はなんだかこなれてない感がバリバリだったんですが、やはり震度バットがでてきたあたりから長期連載を見すえた展開に移行していますね。最初は中東の浪漫溢れるファンタジーになるかと思いきや、作者の世界中の国を網羅して一巻置きに違うムードを出して生きたいという言葉通り、中国、モンゴル、ヨーロッパ諸国を思わせる国々が続々登場。しかし、その発言当時に比べると無国籍というか、色んな国が混ざり合った感が薄い気も。煌帝国(中国)とシンドリアやマグノシュタットなどのヨーロッパ諸国そのほかでずっと進んでいる懸念もなきにしもあらず、さらに各巻で登場人物の多いこと多いこと、そのたびに伏線もまかれていくので最終的にワンピース張りの長編になりそうな予感。

また最近の少年漫画らしく絵柄はPOPなのに魔法や特殊能力の概念が大人がついていけなくなるくらい細かかったり、青年漫画ばりの重い展開があったりと、ワンピース・ナルトをはじめ2000年以降のジャンプ系の流れも思わせる流れ。いまのところ巻を跨いだもたつきやマンネリを登場人物や舞台の一新で回避できているので好印象。難をいうなら、まだこれだ!というほど圧倒的にオリジナリティや魅力を抱えたキャラの不在、展開も同様に決定版といわれるほどの名台詞、名シーンは埋めていないかも。そのスケールが漫画誌に残りそうなだけに今後の展開でそういったところにも注目していきたいと思います。
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# by kgapk2004 | 2013-04-28 21:28 | コミックレビュー
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最近ブームなんです、ドラッカー、別にもしドラに触発された訳ではないwでもきっかけにはなってるよな~。社会学や経営に興味がありながら何故今まで読まなかったのかと、後悔するくらい内容の濃い1冊です、数あるドラッカー本のなかでも個人に向けられた内容だからか。はっきりいってドラッカーの書籍は遠まわしな表現も多く、読み解きが困難な上に翻訳を通しているからさらに難解、まぁこういう難解さはドラッカーに限らず欧米の教授や学者絡みの書籍にはついて回るジレンマ、それゆえに副読本もやはり必要になってきます。

しかし驚くのはその内容の濃さ、なんといってもこれが書かれたのが2000年さらにこの本にまとめられている内容は70年代頃から出版されてきたものにやや手を加えられたものがほとんど、にもかかわらず2013年現在読んでも余裕でつうじているという点。ITなんて2000年現在でその後10年の流れをぴたりいいあてている。世の中がまさにドラッカーが指摘したとおりの流れになってきているということ。ドラッカーが預言者の資質もあるといわれた所以ですね。いま生きてたらどんな未来図を描いていたことか。読み解くのに読解力がいるため、こういう実用書やビジネス本の入り口には向かない本ですが、しかしあらゆる実用者や自己啓発本にかかれた本質的な内容の全てを網羅し、そこに現状だけでなく未来の世界の変化に対するアドバイス網羅されています。10冊の自己啓発本を読み通した後にこの1冊と解説本を購入すれば一生使いまわせるツールになるのかも。もちろん実業家だけでなくサークルや会社の1つの課、NPO法人、ビジネスに限らずなにか事を起こそうとか長期的なチャレンジに取り組もうとしている個人にまで充分適応可能、広い意味でのマネジメントを網羅した一冊です。時間管理などの合理化から将来に向けての勇気のある一言までその内容も難解ながら充実していますよ。
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# by kgapk2004 | 2013-04-28 21:19 | ノンフィクション

銀の匙

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ハガレンの作者さんの新作ねふーん程度に思いあまり注目していなかったのですが(あの作品は何故かあまり嵌れなくて。。まとめ読みしたら印象がだいぶ変わりそうなのですが)
作風がまた随分変わってそうだし、こちらの方が実は作者のエッセンスが生かされてそうな(ハガレンでも特に衣食住の描写はやけにこだわりを感じてたし)気もして注目はしてたんですが、今年の各種漫画賞であそこまで推されてなければみるきっかけにならなかったでしょう。
ぶっちゃけ高校版もやしもんみたいなものですが、題材としてはこちらの方が間口がひろい(あちらが菌を切り口にしているのに対し、こちらは農業全般)のは強みかも。
サンデー風ラブコメや学園・職業漫画エッセンスも効果的働いていて、ともすれば人を選んでしまいそうな作風に彩をそえていますね。
非常に泥臭い題材ですが、働くこと、学ぶこと、生きること、やはりこれもまたひっじょーに普遍的な題材を優しいたっちと説教くさくならないバランスで適度に描いているのが魅力的なのかなーと
圧倒的に強烈な「何か」があるわけではないんですが、学生はもちろん最近荒み気味な大人にこそ、是非w
にしても今回のレビューは近い題材のものが揃った感じですなー。
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# by kgapk2004 | 2012-12-29 02:24 | コミックレビュー

ひぐらしのなく頃に

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ゲーム版→文字だけでペースを進めていくのが多分苦痛、ついでにキャラデザがもう少し。。
コンシューマー版→全編あわせると値段が・・・ちょっと見てみたいという動機ではやや高い。。
アニメ版→クラナドのあとに2期ものはつらいよ。。との理由から漫画版を選択しましてひぐらし。今更なんですがいつだったかアニメ版の1話でテンションがおいつかず、しばらく遠ざけていた作品。ブームも過ぎた頃だったしな~。。ただクラナドでちょっと前の長編に見ることになれたとこだったし、新作も作られるというニュースもでてきたしでそういえばちゃんと見てなかったなと思い出し改めてチャレンジしたみたのでした。

さて、漫画版をみて思ったのはやはり文字向きの中身かなーと。絵で進行するとギミックよりキャラの関係性に目がいきがちなので謎を解き明かそうという気持ちになかなかならず展開を追うほうに力がいってしまうという。その分漫画ならではの強みとしてやはりヴィジュアルがより具体的に頭に入るのと、するすると先に進んでいけること。
田舎を舞台にしたミステリーにホラー的な要素(都市伝説、祟り)が絡んでくるという個人的に大好物な題材なのに、やはりハーレム設定やぶっとんだキャラなど同人、ヲタク的な設定がある意味ハードルをあげているし
そこまで大ドンでん返しもある訳ではなく、設定もこのジャンルをかつて好んでいたからこそ02年の発表時でみてもさほど目新しさをかんじず(リングによるJ-ホラー勃興、八つ墓+ブレアウイッチな杉沢村やSIRENや零と同時期、というか同人業界におけるその類の引率者がひぐらしとみるべきか。。)同じ展開が続くためだれてしまう面もどうしても出てしまいます。
この界隈のゲームで言うならYU-NO、最近だとシュタゲ、まどまぎの系譜にあたり強烈なオリジナリティがあるかというと???
しかしこれだけ丁寧にループものを描いたからこその重みがひときわのしかかってくる作品でもあるかと。とくに悪しきながらを断ち切るため一人ひとりのキャラが収束に向って力正しい選択肢を選び取っていく。群像劇やザッピング形式ならではのカタルシスが全面にでていて非常に好感触。正直ミステリー的なギミックや舞台設定よりもテーマ的な部分で魅せられた作品だったと言えるかな。
地元でしがらみを断ち切って新しい波を起こそうとかんがえているいま非常に良いシンパシーを与えてくれた作品でした。
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# by kgapk2004 | 2012-12-29 02:15 | コミックレビュー

クラナド

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2012年は目の治療で療養していた時期があり、まぁこの期になんか長編でみるものないかとチャレンジしたものの一つがこのクラナド。みたのはアニメ版なので2期あわせて48話もある。。
AIRは過去にみているのでkey節がどんなものかはだいたいわかっていたし序盤の風子編なんかはAIRの美凪編と被りまくりで非常に既視感があったし、登場キャラがお約束、あるいはありえないキャラの連続でそのへんはやはりこのジャンルにどっぷりつかってる訳ではないので違和感が拭えずw
AIRと比較してもゲーム本編は攻略キャラが多すぎるため冗長になっているだろうし、舞台設定もやや弱いんじゃないかと。
その分ドラマとして、涙腺刺激ポイントとしては断然強いものをもっているのがクラナドでもあるのかと。
ちょうど今年青い鳥や8日目の蝉をみたばかりなので母子、父子を絡めた親子ものには見慣れていたんですがクラナドは学生時代の馴れ初めから社会へ出て行く家庭もキッチリ描いているためずっしり重い。
幸薄なヒロインは描いても主人公側にリアルな重みがのしかかることが稀なこのジャンルで社会編をあそこまで細かく描いた点は快挙なのではないでしょうか。
欲を言えば一番の涙腺刺激ポイントである父親との関係・和解を更に踏み込んだり古川ファミリーと絡めたりしてほしかったところ。
ゲーム版ではそのへんの絡みもあるのでしょうか?。なんにせよキャラデザやPCギャルゲ特有の様式でプレイヤーを選ぶも、その中身は今日ますます重みを増す家族や絆や夢や現実。
名作にふさわしい内容と普遍的なテーマを扱っているのではないでしょうか。
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# by kgapk2004 | 2012-12-29 01:59 | アニメレビュー

fate ZERO

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前作フェイトステイナイトは本編視聴中にざっと見たくらい、奈須きのこ関連は過去に空の境界を見いますが、癖のある文体になかなか馴染めなかった記憶が。。
一期、二期にわけて展開するという昨今のアニメ自浄も汲みながら極上の作画で展開され注目度も高かった本作。
しかし前作をすっとばしてダイジェストで見たり、細かい設定まで頭にいれてないせいか聖杯戦争の行く末がそこまで世界を左右するもんなのか否かがイマイチ飲み込めないw
まぁ深く考えるとライダーバトルや少年漫画、魔法少女ものまで突っ込みどころだらけになってしまうので野暮ってものなんでしょうがw裏づけとなる設定はあるのでしょう。
キャラ的にはウェイバー&ライダー、衛宮切嗣。切嗣の過去編はもっと深く描いて欲しかったなー。ウェイバーのその後を見ると非常に重要な役どころ、大物になったようで本編見た後だと感慨深い。
やっぱりこういう後から作られた過去編をみると色々熱い設定が多くていいですね。
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# by kgapk2004 | 2012-12-29 01:47 | アニメレビュー

資本主義以後の世界

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本屋で手にとって視点がかなりうまくまとまっていると感じたので
全編目を通してみた一本
昨今の日本の停滞に触れ、危機感を煽りつつ過去の日本の実績や世界経済の流れ
その改善策の提示を示すというのはこの手のビジネス本の王道の流れなのですが
本書はグローバル経済を軸に西洋資本主義の影の部分とそこに
おける日本の位置づけを軸にして、歴史、経済、和洋の解釈の違いを
手順良く紹介してるのが好感触。
ここ数年、習慣的にこの手の本や雑誌を幾つか読んで気ましたが、ここまで話が脱線せず
クドクド繰り返しもせずコンパクトにまとまってる本って
以外に少なかったのかも。言ってることは分かりやすいのに
10冊分に相当する密度のことを手際よく述べている感じ。
経済と歴史と文化風俗、国家論のクロスオーバーが絶妙なんですね。
少々欧米に対して冷徹で中国に対してヨイショしてる部分が
目立つのは意見が分かれそうなトコロ。しかし客観的視点に立てば
今後中国との付き合いや国際社会での発言は(好き嫌いは別にして)
深まっていくことは間違いないので、気をぬかず付き合っていくってのが正解なんでしょうね
本書で示される通り、グローバル経済はやがて行き詰まり、地域地産に贈与的な
流れへと時間をかけつつ戻っていくって流れは自然な流れ出し、方向性としても
正解だとも思うのでいち早く日本がそのモデルになってほしいし
先進諸国では最もそのポテンシャルを秘めている国だとも思うのです。
日本ってのは非西洋社会でありながら
西洋と価値観や社会風土はかなり隔たっていてにもかかわらず
いち早く西洋化し、社会インフラが整っている国な訳で。
ただあの震災を1年経ても尚、決定的にそういった方向への回帰の
兆しも見えず、新しい産業も出てくる気配がなく
twitterにスマホに地デジとコンテンツやハードウェアが時代をリードしても、それを使って
おもしろい文化なり停滞感を脱する気配がこうも感じられないってとこに昨今の日本が抜けきれない
何かふかーーい溝が横たわってる気がします。
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# by kgapk2004 | 2012-05-05 04:21 | ノンフィクション