06年11月HPリニューアルに伴い、ブログタイトルもリニューアル。


by kgapk2004
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リング

c0005235_1334021.jpg今さらリングなんですが、印象深い作品でしたからw。映画も大ヒットしましたが純粋な物語としては小説版がやはり印象深いです。怨念や女幽霊という、日本に土着的に根付いてる怨念めいたものとビデオデッキという現代的なアイテムを見事に融合させ、科学が発達し、ドロドロとした情念めいたものが薄れた現在に、見事に心霊譚を復活させることに成功した1作だと思います。そのへん野村芳太郎映画っぽさもあるし、最近のジャパニーズホラー(特に着信アリなんかはモロですな)に多いに影響を与えたであろう一作。というか、最近の和製ホラーの火付け役が映画版リングだもんねぇ。シリーズはらせん、ループとすすみ、どんどんSFな方向に突っ走っていきましたが、超常現象的なものと、ホラーテイストの融合では本作が一歩抜きん出んじゃないかと。続編は2作とも、ほとんどSFだからねェ。ビデオの映像がらみの部分では、映画より本作の方がより一掃不気味なので、映画をすでに見慣れちゃった人も(何回も放送されてるし^^;)一辺読んでもらいたいトコロ。怖い小説でもあるんですが、個人的には先の展開でグイグイ引っ張るジェットコースタームービーのような、スピード溢れる作品。
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by kgapk2004 | 2006-06-30 01:25 | ブックレビュー

姑獲鳥の夏

c0005235_1321383.jpgついに映像化もされた、京極道シリーズ第1作。ここまで1冊あたりのページ数が厚いシリーズも他にないんじゃないかと思いますがw。この一作目は非常にインパクトがありました。魍魎の箱からすでに長すぎてだれを感じてきてしまったんですが^^;、最近分冊版も出ていることだし、久々に京極堂シリーズに浸るのもいいかなぁと思ってます。中身としては金田一+陰陽師。戦後間もなくのモダンな時代の東京を舞台に、古本屋+陰陽師の京極堂が、憑き物を落としていくっていう筋、基本的には推理小説。で、謎ときのトリック?の部分に、若干超常現象的なものが絡んできて、そのトリックが超常現象的なものと現実的なもののギリギリなライン(というか猟奇というべきか)で治まってるのがこのシリーズのおもしろいとこだと思うんですが。そういう本筋の話以上に、独特の文体、さらに個性的なキャラクター、懐かしさを感じさせる昭和の時代背景などなど、実に個性的な作品であると思います。一見文学的なオブラートに身を包んでいますが、実は極めてライトノベルチックなノリの話でもあったりw(村上春樹なんかもそういう側面あると思いますがw)。まぁ見た目のとっつきづらさに反して、実はライトノベル的な刺激や口当たりの良さも含んでいる作品なんじゃないのかな、と。最近この手のジャンルが増えてきて、微妙に本作のオリジナリティは揺らいできている気はしますが(発端となった作品の1つだと思いますが)しかし、この質量と構築された世界観はなかなか他の追随を許さないものがあると思います。一冊一冊の厚さがその証拠で(もうちょっと削れるとは思いますが^^;)。それと、忘れちゃいけないのが民俗学の要素も多く入っているであろう作品だということ、妖怪がらみの作品は多く、民俗学と直結してるといいますが(海外での妖精とか、日本で言う妖怪の成り立ちも、土地や風習が絡んで形成されることが多いため)本作は、その点からみても、水木しげる作品群と肩を並べる妖怪=民俗学絡みの代表作と言えるんじゃないでしょうか。個人的には京極堂の長々とした薀蓄が好きw。このシリーズの味といえば、まずは京極堂の薀蓄じゃないかと。全体的には推理物どうこうというより、シリーズものをいかした構成や雰囲気に浸る作品だと思ってます。

06年12月、再読しようしようと思いつつ機会を逃していましたがようやく再読完了。
改めて読むとやっぱり京極堂の妖怪に対する民俗学的解釈がおもしろいですねぇ
科学と宗教に関してのどちらも正しいし間違ってる面もあるという説は
作中繰り返されてはいるのですが、結論は微妙にはぐらかされてる気が
しないでもないですがw。民主主義だの憲法だの、ここ数百年のうちに
急速に発達し定着した決まりごとによって合理的に物事が納まるようになった反面
余計ややこしいトラブルも耐えなくなった現代社会に比べて
あらゆる自称を昔から自然発生的に起こり言い伝えられてきた「妖怪」や「風習」によって
解決されていた古い時代の方が、些細なトラブルも処理しやすかったという
面は確かにあると思います。(現代においても占い、宗教はなお影響力が健在ですが)
概念としての妖怪ってのは目に見えなくても間違いなく人間社会の中において
効果があるってことなんでしょうねぇ。富が偏ることによる不平等感から登場したのが
座敷童子で(しかもこいつは東北の妖怪・・・)座敷童子がいなくなると
その家は傾くなんて、やけにリアルな設定ですが現実にありえる話しだしねぇ。。。
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by kgapk2004 | 2006-06-30 01:25 | ブックレビュー

夜のピクニック

c0005235_1293886.jpgほんとはもっと早くレビューするはずだったのですが、ノベルレビューにあわせてここでレビューすることにしますw。実はこれ、昨年の春先から読み出してたんですが、その時期やたら忙しくなったので毎日ちょっとずつ空いた時間に読むことにしたのでした(普段のペースよりもだいぶゆっくりめに読んだのです)。内容的にものんびりゆったり読むのに最適な内容だったしw。さて、本作の作者は恩田陸、六番目の小夜子で注目を集めて以来、ミステリー、ファンタジー、青春モノとジャンルを問わず様々な作品を書いている万能作家さんです。とにかく多作でここんとこ毎月2冊くらい、単行本か文庫が発行されてる気がします。芸風は多彩ですが、どの作品もほのかに共通点はあるかなぁ。題材にはイチイチ興味を惹かれるのですが、とにかく出す本が多すぎておっつかない作家さんでもありますw。共通点はほのかにあるとはいえ、作品によって極端に作風が変わるのは確かで、これの前に読んだ恩田作品「Q&A」と本作は、また全然内容が異なってるし。(基本的に、ミステリー、ホラー、学園、青春、ファンタジー、ジュブナイルをごった煮にして、少女漫画風の味付けにしたような作風といえばいいのか、でも歴史物も書いてるみたいだしなぁ。。。)。この人、結末をぼかして、伏線未消化で、読者の想像に委ねますよ的な終わり方をするものが多く、そのへんが好き嫌いの分かるところだと思いますが、本作は内容的にそういった結末になりようもないので、そのへんは非常に薦めやすい作品になってます。昨年の「本屋さんが選んだこの1作」で、晴れてNO.1に輝いた作品でもあり、恩田陸は書店員に信者が多いということですなw。夜通し歩いて1泊2日の日程で学校まで帰る「歩行祭」というイベントがある高校の、その年3年になる学年の、ある男女にスポットを当てた作品。特に奇をてらった部分がなく極めて淡々と進んでく内容、王道の青春小説です。個人的には今回の主人公たちとはまた別のグループの視点で描いた、もう一つの歩行際みたいなエピソードがあってもおもしろいと思います。秋の夜長にはいい一冊かもしれませぬ。今年映画化するとかしないとか。個人的にもう少しアクの強いキャラがいるとおもしろかったんですがw。イマイチみんな優等生すぎたのがなぁ。
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by kgapk2004 | 2006-06-30 01:24 | ブックレビュー

夜の散歩(改訂版!)

c0005235_1611741.jpg最近季節柄か、夕方や夜の散歩にフラフラと、電話を掛けながら、音楽を聴きながらフラフラと夜景探索などに出かけたりしてるのです。最近のマイブームは今まであまり足を踏み入れたことのなかった市内某地域の探索。コンビニ立ち寄った帰り、何気なしに電話掛けながらうろうろしてたら、急に見覚えのない風景が。家からそう離れてないところで、なんせしょっちゅうそのへんウロウロしてる人だから、まだこんな未知のエリアがあったのかとビックリ。何気なしに歩いてたら、公園まc0005235_1691047.jpgで発見してしまいました。

1つこういうところを発見すると、他にもまだこういう足を踏み入れてないトコロがあるんじゃないかと、未知のエリア探索や、隠れ夜景スポット探索に力が入ってしまうのですw。(当たりの映画を見た後に、しばらく近いジャンルの映画を漁る行為に近い・・・かな?)。あ、ついでに近いうち、夜景写真集レビューも致します。
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by kgapk2004 | 2006-06-26 23:34 | 日記・日常(04~08)
久々に月一(いまや隔月周期)のボーリングへ行ってまいりました。

c0005235_16131498.jpg今回もMビチ氏と、久々に高校時代の友人A氏も合流(何気に2年ぶりくらいやね^^;)最初は調子でないのはいつものことw。
今回は3ゲーム目が凄くて、これが月1ボーリング史上に残る(ほどほどの)ハイスコアを全員がたたき出した回となりました。
たまにやるだけなのに、まぁまぁ調子いいじゃ~んという感じ。
毎回こんくらいならいいんだけどねぇ^^;。
しかし、ここんとこ、特にMビチさん、絶好調じゃないっすか。いつも2ゲーム目前にジュース買いに行く際に、必殺のドーピング疑惑がわいてるくらいだし(笑)。

その後は恒例の離れでゲーム・・・のはずが
今回は時間がなくてあんまできんかったいね^^;。
次回は7月か、8月あたま・・・かな?
間が空くとはいえ、これももはや恒例イベントになってきましたなぁ~。
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by kgapk2004 | 2006-06-25 23:35 | 日記・日常(04~08)

ALWAYS 三丁目の夕日

c0005235_23533467.jpg久々に屋外、ポータブルDVDで視聴いたしましたw。レンタルで初視聴、ALWAYSです、三丁目の夕日です。昭和30年代が舞台、さらにセットが特撮作品もビックリなほど豪華という、これだけで個人的には注目してた作品なのですが(実際セットの完成度は相当のもの、作り物感がまったくありません)、予想以上の大成功になった作品ですね。ようやく見ることができましたw。出演者が実力派揃いと言うこともありますが、やっぱり作品事態に嫌味がないところがいいですね。ストーリーもほどほどに現実的で、ほどほどにお芝居的。そのさじ加減がなかなかにうまい。なんとなくNHKの朝の連続TV小説を2時間映画に短縮させたようなイメージw。本筋ははっきりいってベタなんですが、そのべタっぷりがいいんですね。この手のノスタルジー系映画の中じゃ決定的といっていいくらいお約束をぶちこんで、でもそれに素直に感動できる作りになってると思います。これも導入部が弱いのが難点なんですが、割と早くに見せ場がでてくると思うので。昭和30年代をリアルに体験した世代の人たちがみれば、より感慨深い映画になるんじゃないかなぁ。月並みな意見ですが、世知辛い現代だからこそ、生き生きと生活してたこの時代に郷愁のようなものを感じてしまうんでしょうねぇ。恐らく70年代っくらいまでは、日本もこういう感覚って残ってたんでしょうが、自分が生まれた時代(80年代)から、徐々に古きよき日本的な感覚が急速に薄れていったんじゃないかと・・・。いや、現代は現代でまた、刺激があっていいとは思うんですが。
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by kgapk2004 | 2006-06-22 23:46 | シネマレビュー

バトン3!

そいでは、3つめのバトンいきま~すw
なんか短期スパンで、急にバトンが増えてるんですが^^;

0:あいつの名前を教えてください

MR.七祠

1:ぶっちゃけあいつとどーゆー関係ですか?

中学時代からの腐れ縁w

2:あいつを色で例えると?

うーーん、どういう訳かオレンジ。イメージ先行でw

3:あいつを四字熟語で例えると?

自給自足?

4:あいつのいいとこひとつ教えて

何気に面倒見のいいとこでしょう~
あと、知らず知らず人を惹きつけてるとこ
結構羨ましい特技(?)ですよ。。。

5:あいつの嫌なところひとつ教えて

忙しそうで、なかなか連絡つかなそーなとこかな^^;

6:あいつに歌わせたい歌は?

割りとマニアックなとこで
陰陽座、BACK HORNらへん。いいシャウトを聞かせてくれそうw。

7:あいつと遊びに行くならどこ?

是非、集会に~♪
それかゲーセン、カラオケだろうなー。
でも俺ゲーセンいかん人だから、カラオケで!

8:あいつと一日入れ替われるなら何する?

変わりに就職活動してもらうw
いきなり面接当日とかね(  ̄ー ̄)

9:この場をかりて、言ってやりたいことがあれば一言

人生楽ありゃ~苦もあるさ? by水戸光圀

10:あなたについて答えさせたい次に回す人、最大7人

うーーん、おでめやよ、暇があればやりたまへ。
暇があればスペモト、Y子あたりよろしくw。
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by kgapk2004 | 2006-06-21 23:17 | 雑記
スペモナイザーからバトンがまわってきたので
何気に2回目のバトンに挑戦w。

平日は何時に起きていますか?
ちょっと前までは・・・対外寝てたw
ここんとこは7時ジャスト!

午前中は何をしていますか?
お仕事か、睡眠。

お昼ご飯のメニューを教えて下さい
食堂の弁当(3種類)
休みの時は、カレーが多いかなぁ~昼は。

帰宅後は何をしていますか?
読書、音楽、TVorDVD、ゲームetc。またはひとまず睡眠。
たまには、筋トレでもしなきゃ^^;。

いつも持ち歩いている必需品は?
携帯、財布、mp3プレイヤー、文庫本(たまに)、ポータブルDVD(たまに)。

ついでに、幽遊白書ネタが出てたんで、例のとこ見てたら
主題歌はもう当たり前に出てきますが、珍しいとこで、
8年位前のBS漫画夜話の夏目の目がおっこちてました。懐かしい。。。
ゲストにグレチキがでてますな。適度に辛口ですが、なかなか
興味深い考察が見れますw。
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by kgapk2004 | 2006-06-10 19:44 | 日記・日常(04~08)
c0005235_23155664.jpgマドンナの旦那、ガイ・リッチーの出世作。これもミニシアター映画だったと思いますが、ミニシアターの枠を超えたヒット作となった1作。これが当たらなきゃ、ブラピを主役に据えた「スナッチ」も作られなかったでしょう。続編となる作品も幾つか出てますが、最初にドカンとヒットとなったのは本作。レンタル屋等では、ジャケットが似た作品が3つくらい並んでいるので、見かけたら注意して見比べてみてほしい作品ですw。作風的には複数の集団がだまし、だまされながら、1つの大きな流れに収束していくザッピング形式(群像劇)の作品。タランティーノが得意とする作風なんですが、どうも、関連するキャラクター達に関連するだけの意味を持たせてある分(個人じゃなくて、グループで括ってある点)タランティーノものよりこちらの方が(個人的に)しっくりくるようです。序盤は群像劇でもあるので、キャラの紹介に終始し画面も薄暗いため、イマイチ盛り上がりに欠けるのが、この映画の最大の欠点。開始20分くらいから、チロチロと火が突き出す感じw。終わりまでいって何も残らないと言えば残らない映画ですが、一気に膨らんで収束していくシナリオ構成はお見事。それにしても、イギリス人はスーツが良く似合います。クールだけど、出てくるキャラは駄目人間ばかりな映画w。
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by kgapk2004 | 2006-06-05 23:16 | シネマレビュー

気狂いピエロ

c0005235_23141016.jpgヌーヴェルバーグと呼ばれるムーブメントの中心にいた、ゴダールの代表作の一つ。時に美麗で時にシュールな展開が次々と起こる、奇妙な余韻を残す詩的映画。話の筋は若い男女の逃避行(不倫?)映画とも言えるだろうし、2人の旅路を描いたロードムービーとも言えるし。しかし、行く先々で、唐突にぶっとんだ展開やシュールな展開が続き、その流れはラストでピークを迎えます。ジャケットだけみたら、半分ホラー映画と思われるかもしれない映画ですなw。所々でベトナム戦争に触れてると思われる台詞回しもあれば、なにやら人生悟ってるような台詞も挟まれます。この映画を見てどうこうってのは多分人によって様々な解釈の仕方がり、これが正解ってのはないのでしょう。んで、人によっちゃ意味不明な映画に写るでしょう。年を得るにしたがって見方が変わってくる映画なのかもしれません。何はともあれ、ジャン・ポール・ベルモンドのタバコの吸い方はいかすw。個人的には思うままに日常を逸脱した生活を送った末の、終着点を描いた映画なのかな~と思ってます。
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by kgapk2004 | 2006-06-05 23:12 | シネマレビュー