06年11月HPリニューアルに伴い、ブログタイトルもリニューアル。


by kgapk2004
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

<   2007年 07月 ( 7 )   > この月の画像一覧

ギガンティックドライブ

c0005235_4192322.jpgPS1の末期頃に今は亡き
かのヒューマンが出した
「リモートコントロールダンディ」
というコントローラーをロボットの
リモコンの操縦機に見立てた
というコンセプトの
ゲームがありましたが、その
事実上の続編であり、また
このゲームのエンジンが
低価格ゲーとしては
異例のロングセラーになった
シンプル2000シリーズの
「地球防衛軍」に
使いまわされたりしてます。
巨人同士の大きさを等身大で
感じられるバトルシーンは迫力満点。デモが飛ばせない、視点が悪い、操作がちいと難しい
という欠点を抱えており、このへんで人を選んでしまってるのが残念。
ついでに、パッケージや見た感じが思いっきり一昔前のロボットアニメ風なのが
(狙って作ってるのでしょうが)そこはかとない、微妙さ、B級感をかもし出してるのもw
ここはリモダンみたいな「レトロロボ風」にしたほうがよかったんじゃないかなーと
でもこういうコンセプトのゲームは貴重ですな。
[PR]
by kgapk2004 | 2007-07-25 16:29 | ゲームレビュー

シェンムー

c0005235_16465543.jpgセガが大金をかけて作って
こけた作品という印象が
色濃く残るシェンムー
実は第2部まではしっかりと
発売されてるんですね。
破格の値段でDC共々手に入る、
今遊んで見ると
その志の高さが逆に
よく見えてきたりします。
当時は金かかったわりに
微妙な評判だった気がしますがw
声優から製作スタッフまで超豪華で結構色んな賞を
とったりしてるんですね。
何より(世界的に)
PS2最大のヒットシリーズとなったGTAスタッフが一番影響を受けたのが
このゲームと公言しているようなので、先見性がありすぎたタイトルだったと
いえるんではないでしょーか。GTAが1つの大きな町を大雑把に作ったのにたいして
シェンムーはご町内規模のMAPを、徹底的に作りこんだ感じ。
時間、天候の変化はもちろん、キャラは意思をもって町の中で「生活」しており
自販機もガシャポンもちゃんと扱えるし、公衆電話も使える
という、細かい動作まで全てできるようにしてしまった究極の生活シミュレーション
ゲームがシェンムーだったんじゃないかとw、その作りこみは凄まじく
ただ、何もかもに懲りすぎて、イチイチ1つ1つの動作に時間がかかることと
全編に渡るB級テイストw、目的もはっきりしたものがなく
ひたすら街の人に聞き込みをしまくるというトホホ感がやっちゃったなというw。
でもここまで作りこんだゲームが埋もれてるのはかなりもったいないですね~。
このゲームエンジンを使いまわせば、リアルくにおくんにも
自由に歩き回れるクーロンズゲートにも納得のクオリティで再現できる
はずなのに・・・。まぁなんとなく失敗した方向性はクーロンズゲートと被ってる、かも^^;
DCの主だったタイトルはほとんどPS2に移植された中、未だに未移植なシリーズ
「龍が如く」はシェイプアップして、目的を明確にした
シェンムーってところなんでしょうなw。
[PR]
by kgapk2004 | 2007-07-21 16:45 | ゲームレビュー

ツ、イ、ラ、ク

c0005235_19312117.jpg初姫野カオルコ作品。
一応恋愛小説??
主人公とその周りの方たちご一行の
小学校時代から話しは始まり
30代で終了致します。
メインとなるのは中学時代。
この話しのキモは、群像劇であることと
特に女視点で生々しい描写(でもあんま
やらしい感じがしないのが不思議なんですが)
が描かれという点かも。
昼休みにトイレにたまる女子特有のコミュニティを
筆頭に、女子特有の連帯感や残酷さに焦点を当て
描かれてます。これが男視点になると
「グミ・チョコレートパイン」や「キラキラ(安達哲)」なんかになるんだろうな、って感じ。
ただ、作者特有の文体がいま一つ馴染めずに、中学生編以降の展開も
型にはまったような感じを受けたのが残念。最後までみてやはり
この小説ならではだなぁ、って感じたのは序盤(小学生編)のどこかノスタルジックで
でも決定的にリアルな描写に尽きるんじゃないかと思ったり。
部分部分で出てくる作者特有の人生観や比喩には
はっとさせられることがあり、その手の表現が非常にトンガリつつも「上手い」作品です。
ちょっとリアルで文学ちっくな「中学生日記」これが一番しっくりくるかもw。
異色の青春&恋愛小説を求める方にお薦め。
舞台は大阪なんで全編大阪弁となっております。
[PR]
by kgapk2004 | 2007-07-19 19:22 | ブックレビュー

ballad

c0005235_20341843.jpg最近雨が多く、こういう時はJAZZかも、と思い立ち
やれマイルスだコルトレーンだとよく聴く割に
この2人のアルバムをまだちゃんと聴いたことがない
ビギナーなのですが、ネット上で視聴したとこ
このバラード集が気に入り、早速入手。
JAZZはリラックスしたい時に、ちょっと聴きたいって
感じなので、激しくサックスをかき鳴らす演奏にも
惹かれつつも、どちらかというとこういうまったり
リラックスムードのバラード作品が好みかも。
コルトレーンは激しいサックスプレイでモダンジャズの旗手だった
と、言われている様でいろーんなサイトでこの1枚は、彼の作品では
異端ではあるけど、名盤って位置づけになってるみたいです。
超定番のバラード集、癒し系な1枚。
[PR]
by kgapk2004 | 2007-07-14 20:17 | 音楽レビュー

白夜行

c0005235_19114276.jpgこれ、少し前にドラマ化もされてましたね
東野圭吾作品。この人はトリックや心理描写
盛り上げどころがツボをついていて
文章に癖や難解さがないため
比較的幅広く読まれてる作家さん
なんじゃないかと思ってます
が、この白夜行はこの人作品中でも
1・2を争うほど分厚い作品で
登場人物や場面転換がめまぐるしく
やや疲れるツクリになっているかも。
しかし、章ごとに盛り上げどころを作り
謎の引張りもうまく
長さの割りにスイスイ読めてしまうあたり、さすがです。
完全に犯人側に焦点を当て、(エゲツないくらいその描写もドライな)
点は桐野夏生の「OUT」。
犯人側の直接的な心理描写をなくし、主に周りの関係者、被害者の
視点からその動向を描いている(ラストまでそのスタイルが徹底してる)点
宮部みゆきの「火車」並みのインパクトを受けました。
分厚い長編なだけに、中盤どうしても少しもたついた印象を受けたものの
1章進むごとに、主人公2人の話が(数年のインターバルを置いて)交互に語られ
周りの登場人物も入れ替わっていくため、あの人物はどうなった
あの事件の顛末はどうなった、という章ごとの結末の引っ張り具合が絶妙で
複雑に絡まった伏線と2人のうっすらとした(表には出てこない)関係と
長い長い話の行く末が先に進むほどに、嫌でも気になってしまいます。
これは、セックスやバイオレンスといった分かりやすい要素をあえて廃して
なおうまく成立した国産ノワールの傑作だ、と解説で馳周星が言ってますが
ミステリー仕立ての構成で、おもいおも~ぃ、人間の裏側を描いた作品。
その分厚い質量に匹敵する読み応えのある1作でした。
[PR]
by kgapk2004 | 2007-07-11 19:10 | ブックレビュー

海辺のカフカ

c0005235_148953.jpg今、日本の小説の中でも世界で
飛びぬけて読まれているのが、この海辺のカフカのよう
村上春樹は海外でもかなり受けがいいようです。
現在国内で文学らしいものを書いてる作家で
一定以上の売り上げを誇れる貴重な人でもあり
作家はもとより、漫画家や作詞家にもこの人に
影響を受けた、俗に言うハルキストは溢れていて
また、無意識にその影響下にある人も
たくさんいるんじゃないでしょうか。
分かりやすい文章で、難解な内容
シュールだったり残酷だったりする物語
食べ物から芸術までの、豊富な薀蓄と
どこかさめた視点。
これらモロモロが総合して雑多で不透明な今の時代にフィットするのかもしれません。
この海辺のカフカは「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」と同じく
2つの異なる主人公の章が、交互に描かれてます。主人公に当たる田村カフカの
章は、いつもの村上小説の雰囲気ながら、ちとナイーヴすぎる主人公にあまり
感情移入できなかったんですが、ナカタさんの章では、村上小説には
あまりでてこない異色なタイプのホシノ青年が登場し。
個人的に極めてシュールなこの話の中でいかに、この(唯一?)現実的な思考の
キャラが、奮闘するかってのが一番のポイントだったかなぁとw。
全体的には謎で引っ張るミステリ要素が、後半までうまく読ませてくれるし
後半に唐突に出てくる異世界や第2次大戦時をおもわせる描写など、これまでの
作品「ねじまき鳥~」(これ読んでないですが)や「ハードボイルドワンダーランド~」
を髣髴とさせ、60年代をしのばせる描写も相変わらず多く
村上春樹の1つの集大成のような小説なったのではないかな、と。
また、wikipediaの解説にも出てますが、この人の小説は、今まで
舞台が日本でありながらどこかあまり日本の臭いがしない作品郡っていう
印象が強かったのですが、本作は今までの作品に比べ
日本の古典に関する描写が多く、日本発の作品としてワールドワイドな展開を
特に意識したのかな、と思わせるところも。テーマは難解ですが
柔らかい文体とロードムービー風の筋書きで
とてーも読みやすい作品に仕上がっています。
読後あれこれ考察したくなりますが、相変わらず概要はハッキリつかめませぬがw。
[PR]
by kgapk2004 | 2007-07-08 14:08 | ブックレビュー

デメント

c0005235_20481557.jpgちょっと前のMビチ宅でゲームやった時に
見せてもらったデメントがどうにも気になりまして
結局自分でも購入したんですが、いや地味ながら
もっと話題になってもおかしくないタイトルですね
これは。タイトルこそ違いますが
製作の経緯をみるとクロックタワーの系譜になる
作品?かもしれず、クロックタワーのコンセプトと
同じく、敵から逃げながら謎を解いてく
逃げるスタンスのホラーゲームというべき作品
になってます。クロックタワーの(特に2作目あたり)と
比べていまひとつ足りないのがB級感なんですが
逆にクロックタワーだけでなく、他のいろーんな
ゲームにおいてなかなかうまく表現できていない
「ゴシック」な雰囲気がしーっかりと表現できてるとこは特筆モノ。
ゴシックは旧クロックタワーシリーズから
伝統的に受けついでる雰囲気ですが(逆に他のホラーゲーでこういう雰囲気のがないし)
デメントはグラフィックが美麗になったことで、より雰囲気が増しております。
また実はほのかにエロちっくな雰囲気もあるのですがw、これは最近増殖中の萌え系とか
DOAシリーズのような狙いすました「媚び」こそないものの
蓋開けてみるとかな~りエロイというwただ下品なエロでなくて、含みのある?表現のため
露骨さがない点、ニクイ作りです。ほか、犬を使って先に進めていくオリジナル要素や
章ごとに変化する追跡者も魅力です。ただ割りにやきもきするシーンも多く
セーブポイントの配置もマチマチ。謎解きの最中に頻繁に追跡者に追われてイライラ
後半に行くほど恐怖感減退・・・と(言われてるみたいですw)いったような
マイナス要素もあります、が、それを差し置いても魅力的な作品であるんじゃないかな、と。
まだ2章までしかやってないんですが^^;。ちなみに1章の追跡者のデビリタスは
ホラーゲー史上に残る名物キャラではないかと思いますw。
[PR]
by kgapk2004 | 2007-07-02 20:45 | ゲームレビュー