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by kgapk2004
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ハイファイ新書

c0005235_232575.jpg凛として時雨やら9mmやら新世代の
突然変異系とか言われる
バンドが水面下から
進出してきていますが
相対性理論はその中でも特に異色の存在感を
放っていると思います。
ちょっと電波の入った女性ボーカルの
若手バンドということで「関西ゼロ世代」代表の
ミドリに近い印象を受けたんですが
あちらは轟音や衝動に主体を置いたタイプ
に対して相対性理論はねじれPOPの系譜を
受け継いでいると思います。
バックでピコピコ電子音がなってるせいか
昨年のジワ売れぶりも影響してか裏のPERFUMEと称されるむきもあるとか。
イルリメ、あぶらだこ、ヒカシュー、灰野敬二、shing02などなど各方面の
アングラ系の大御所と共演対バンを経験していることからも若手では破格な存在かも。
かといって妙にアングラ色に接近しすぎることなく口当たりのいいPOP路線を
打ち出すことができるバランスがうまいです。ただ、向いている方向は明らかに
ロックフェスや音楽グルメ向きなんですが、そういったロックフィールドに
まったく未知、畑違いであるアキバ系電波ソングのノリを確実に持ち込んだ存在だとも思います(笑)
そういう点ではボーカロイド人間版?な印象を受けるPerfumeと
妙に方向性がリンクするのも納得したり。
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by kgapk2004 | 2009-03-01 18:09 | 音楽レビュー

東京奇譚集

c0005235_17554485.jpg村上春樹の短編集
最近ねじまき鳥クロニクルを読んでるんですが
なかなか先に進まないのをしり目に
途中で購入したこの短編集は
スラスラと進んでしまいました(笑)
ある意味、村上春樹のイメージを
覆す話が多かったです。
特に亡くなったサーファーの息子を巡る母親の
話を扱う2編目。これまで読んできた
村上春樹作品の女性キャラにはない描写で
目新しさが感じられました。
いままで読んだものでは子宮でものを考える(?)タイプのヒロインだったり
妙にもの分かりのいいタイプだったり
単にとらえどころのない存在として描かれていましたが
この話では妙にサバサバしたタイプだったり。ホンダとかB'zとかこれまでは
オールドロックやJAZZに関する蘊蓄が多かったのに急に現実的、日本的な単語が増えてるのも
これまた新鮮(笑)。最近のエンタメ系の小説を徐々に取り込んだ
意欲作なんじゃないかなぁと思います。
お話的には現実と非現実の移項がいつのまにか行われている、その非現実が相変わらず
ぶっとんでるものが混じっていて面白いのですが(他人の名前を奪う猿とか)
どの話も淡々としつつ、うっすらとした希望が描かれています。
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by kgapk2004 | 2009-03-01 17:56 | ブックレビュー