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by kgapk2004
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just A moment

c0005235_22552593.jpgもはやオルタナ畑では頭一つ抜きんでて
昨今の細分化した邦楽業界の中でも
ひときわ強い存在感を放つバンドに
成長した感のある凛として時雨
思うに昨年1年で邦ロックファンには
ほぼ認知された感があり
その原動力となったのが
前作「Inspiration is DEAD」
でした。もはや邦楽にしろロックにしろ
対外飽きてきた頃に、それでもなお
新鮮な驚きを感じたアルバムなので
その完成度に一目置いた名盤となりました。
しかし、このバンド
ボーカルのTKの声が一番の壁なので、そこを超えないと
魅力が伝わってこないのがネックなんですよねw
個人的にはSAPPUKEIの頃のナンバガのサウンドに世界観を
継承しつつ、より尖ったサウンドに仕上げてきているのが好みだったりします。
その反面たまにクサイサウンドが出てきてしまい、そこがネックだったりも,(^_^;)
そして、このバンド激しいサウンドが売りなだけではなくポストロック的アプローチでの
バラードも非常にうまく仕上げており先行シングルmoment A rhythmで
その路線をより推し進めてきました
なので今回のアルバムは静と動でいったら比較的「静」を押し出したアルバムに
なるのかと思ったら、やっぱりその路線で来ましたね。全作が「動」のイメージがつよかっただけに。
ただこういった激しいサウンドを奏でるバンドがポストロック的アプローチで
「静」な音を奏でるというのはもう某ACIDMANあたりに始まり、珍しくなくなってきています。
本来の持ち味をいかしつつ、合間合間に静かな曲をもってきた作りだからこそ
前作はバランスの良さを感じたものの、今作はちょっとマンネリを感じてしまいました。
激しい曲ももちろん入ってはいるんですが。もう少し聴き続けたら印象もかわるかなぁ。
あと相変わらず詞はイメージを引き立たせる散文的なシロモノなので
世界観やサウンドを引き立たせる添え物って感じですw、あくまで音を感じるバンドなんですよね。
そういう意味ではほんとにポストロックバンドのアルバムじみた1枚となっています。
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by kgapk2004 | 2009-06-24 15:33 | 音楽レビュー

fact

c0005235_22522595.jpgエモ、ハードロック、オルタナ、ハードコア
激しい音楽もメロディの引きたちと
その意味を持たせた適度なシャウトには
強く反応するものの
メタル、スクリーモあたりにいくと過剰な
展開やデスボイスや癖のあるシャウトに
苦手意識をもってしまったりするんですが
このバンド、スクリーモ的展開を特徴としつつ
あっさりした唄い方とブンブンや有名アレンジャーを
加えてダンスやエレクトロニカとの融合を試みたりと
その異色な組み合わせが新しく
従来のスクリーモに反応しなかった人にも強い希求力を持ってるな~、と感じました。
このアルバムのプロモからメンバーが能面をつけだしたみたいですが
それもまた過剰にイロモノになりすぎずに適度に存在感を引きたててウマい。
factは全編英語詩の逆輸入バンドで、最近はbawdiesなど海外進出をのっけから
意識したより本格的な洋モノ思考のバンドが増えてますが
海外で活躍し10年選手であるらしいfactが注目を集めてるのもその流れの一環かもしれません。
能面プロモもアジア系の1バンドに埋もれないための苦心の策なのかも。
あとサウンド面ではかつてのメロコア(AIR-JAM勢)通じる要素もあり
そのへんも好き嫌いが別れそうではありますが
メロコア、スクリーモ、エレクトロニカを軽々と行き来する新しいサウンドに仕上がっています。
でも大枠で括ると新しいハードコア、スクリーモに属すバンドになるんでしょうね。
アメリカからデビューし現地のさまざまなライブ、そしてアレンジャーをまたにかける
生粋の海外派バンドということで今後の動向に注目したいです。
プロデューサーにあんな人こんな人がついていたり
全米をまたにかけるメジャーレーベルからにデビューと今後
今までとは一味違う規模で海外で注目を集めていく可能性も高いようです。
ただここまでくると洋ものバンドそのものでもいいんじゃないか?とも思うんですけどねw
発音は頑張っても本場のバンドには及ばないし。
でもメロディがそこはかとなく日本を感じさせる親しみやすさがあり
やっぱり根っこの部分では「日本」が個性にあるんじゃないかな、と思います。
時雨や相対性理論あたりで、もう個性が細分化した日本のロックバンドで
サウンドも個性も他との差別化をはかってって方向ではネタは行きづまった感がして
あとは何がしかのリヴァイバルに頼るような流れるしかないんではないかと
思ったりもしてたんですが、bawdiesやfactの海外を意識した新しいタイプの
英語詞バンドに既に次への可能性を見た感じ、POP畑で既にフェス系の看板に
成りつつあるトクマル・シューゴにしても日本より海外で人気ってのがまず大きな売りだったし。
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by kgapk2004 | 2009-06-24 15:16 | 音楽レビュー