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by kgapk2004
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日本を創った12人

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大陸から仏教・儒教が入り、それまであった神道との矛盾が生じたものの
それぞれのええとこどりをして、落とし所をつくる、逆に面倒な背景は切り捨て、形だけ取り入れる
=バレンタインや教会での婚姻など、キリスト教の綺麗でカッコよさげなとこだけ取り入れ
信仰心や洗礼のような(争いのもとになる)面倒な部分は取り入れない
というような風潮を根付かせた聖徳太子。
明治時代に近代科学や民主主義を取り入れたときも欧米が辿った
個人と国家と宗教とのアイデンティティの対立や血を流す革命を起こさず
形だけスパッと取り入れたとこなんかもこの流れで
でも、思想や制度の奥の奥まで理解しないで形だけ取り入れて
やがて、そのひずみが発生するってのは、その弊害が思いっきり噴出してる現在において顕著。
また、貴族=強いではなく、貴族=華やかなイメージを作り
社長や議員はお飾りでもよしという風潮を作った(架空の人物ですが)光源氏
朝廷と武家政権の役割をハッキリ分け、これが総理と天皇、官僚と大臣、社長に専務のような
象徴するものと実行するものという権力の二重構造を生み
それが組織における担当者の分担にも繋がり、印鑑一つもらうのに
責任者がどこの所属かわからずたらい回しにされる弊害と
それによって、一人が大きな責任を負わないリスク低減な
組織を作る大元となった、源頼朝の政治、などなど
日本になんとなく蔓延している思想のルーツを12人に絞って解説
普段思う、日本のおかしいと思う部分逆に便利だ、器用だと思うの点のルーツが
分かりやすーく理解できます。こういうのは刷り込みに使いもので、当たり前になってるから
疑問を持たないと、見えてこない部分って多々あると思います。
かなり作者の持論も入ってるでしょうが、聖徳太子のええとこどりなんかは
よく聴かれる意見でもあるし、仏教、儒教などが
よくわからなくてもそれぞれどういう特徴があり、どう改良したかをを簡潔に説明してあるので
極めて伝わりやすい、かなりの良著ではないかなーと思います。
とりあえず現代日本の大衆志向に刷り込まれてる国民感情・風習の
ルーツを探りたい方は必見。
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by kgapk2004 | 2010-03-31 22:59 | ノンフィクション

獣の奏者

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ファンタジーが無性に読みたくて、ちょうど文庫化になって
日本初のファンタジーのニュースタンダードというように
かなり煽られてもいて、ちょうどNHK教育でアニメ化した話題にもなってたし
またこの表紙がまた絶品で妙にそそられたんだよなぁ~。
で、中身の方は世界名作劇場+動物情愛モノ+少女の成長物語+宮廷陰謀劇
女性作家で骨太ファンタジーと言うこともあり
どうしても十二国期と比較してしまうのですが
少女が辿る過酷な運命とか、一国の中枢にいつの間にか関わってたりとか
主人公に力を貸す(?)のが異形のものとか
異世界とはいえ、その世界観がなんでもありにならないよう
重厚なSF小説ばりに丹念に世界や国になりたちについて描写されていたり
また話の根幹となる闘獣の生態についても語られてきます。
でもこれがまたファンタジーと言う体裁をとりながら、テーマはかなり
普遍的なもの、人との繋がりや境界線にいるものとの交流
そこを、あえてファンタジーとして距離をおくことで相対化させ、テーマにより説得力を持たせてます。
もう、NHK教育や児童文学ばりに、かなり真面目な話なんですよね
でも、綺麗事にならないような現実的な重さも十分に含んでいると。
ただ、どうも女性作家のファンタジーとは相性があまり良くないようで
終盤まで淡々と話が進んでいき、クライマックスまで到っても
さほど思い入れができませんでした。裏にミステリー的な要素もあり
それらの謎解きの解明もはらんでかなり濃い展開になってるのもわかるんですが。
世界観の描写の丹念さが、逆に冗長に感じられたってのが大きいかなぁ。

どうも自分はSFにせよ、ファンタジーにせよ
ある一定のライン以上固くなると純文学や歴史小説、長編ミステリー以上に
とっつきづらく感じてしまうようで、世間の評価ほど十二国期や銀英伝に
いれこめないのもそのへんの兼ね合いもあるのかなー、と。
ファンタジーは冒険主体のかるーいものの方がやはし読みやすいのか
単に年をとって創造力や読解力が低下したのか(汗)
でもこれが、完全なラノベになるとノリが軽すぎるか
設定魔のような背景に胃もたれおこすか、という二拓になりがちという。。。
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by kgapk2004 | 2010-03-31 22:54 | ブックレビュー

ジョジョの奇妙な冒険

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いまさらジョジョですw最近コミックレンタルが
うちの地元にも普及してきまして、小出しで借りやすいプランもあったりして
そういう環境が整ってようやっと長丁場の長編にも手が出しやすくなり(笑)
いっちょジョジョを通しで読んでみようと、既に3,4部はむかーしに読んでるんですが
1,2部や5部以降は読む機会がなかったんですね。
改めて見ると、やはり、昔は独特すぎて、近寄りがたかった台詞廻しや構図に
センスが感じられ、よくこんな濃い作品を毎週連載していたなーと驚いてしまいます。
ただやはり単行本向けというべきか、後のシリーズに
なるほど、スタンドの能力が複雑化してくるため
週刊で流れを追っていては意味不明になりそうな展開多数
かといって単行本でまとめ読みすると濃すぎて胃もたれをおこすような漫画だとも思いますw

個人的にシンプルで王道な冒険譚だった1部
閉鎖された町内で起こるサスペンス調の4部が好み
作風もそれぞれアクション、アドベンチャー、サスペンス・アドベンチャー
になると知り(wiki参照)自身の映画の好みからいっても、ああやっぱりなと納得したものです。
しかし完全なバトルものへ突き抜けた2部とサスペンス調の4部に
はさまれた3部が、バトル、サスペンス、アドベンチャーと
各々のバランスが一番取れていると思うので
とりわけ人気が高いのも納得です。ジョースター家の大河物語もここで
ひとまず完結した、という感もしたし。

5部、6部あたりまでいくとスタンドがどんどん
複雑化するので展開を一つ一つ理解しながら追うのがかなり
大変、スタンドバトルは3部・4部あたりのシンプルさが
好みだったかなーと。その分、アイデアの奇抜さは突出してくるのですが
そして設定を一新したスティールボールランは
またシンプルな見せ方に徹してながら、レースと言う新しい見せ方にチャレンジ
してるので、これまたおもしろいなーと思います。
スタンドは少年漫画に能力バトルをもたらした、という点で
画期的だと言われますが、たとえば冒険譚を描いてもパワーバトルになりがちな
少年誌に(実際ジョジョ一部も、アドベンチャーを描こうとして、
はり後半にかけてバトル寄りになってしまったりするし)
相手の能力によって、どんな方向にも話が進めてしまうため
パニックアクションやミステリー、サスペンスの息吹きを持ち込むのに
最適な設定だったんだと思います。
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by kgapk2004 | 2010-03-31 22:51 | コミックレビュー

バガボンド

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スラムダンク後半にいくほど、動きより一枚絵のこだわりがでてきた作者が
どんどん止め絵での迫力を追求しだしたのがバガボンドかなぁ、と。
題材も固いし、どんどん話が禅問答染みてくるため
あれだけ売れてる漫画にも関わらず、かなり人を選ぶ漫画だと思います
(スラダン2描け、の声が高いのも、バガボンドの
そのへんのとっつきの悪さからきてるはず。。。)
しかし、あの絵であれこれ語られると、妙に説得力があるんですよねw
ほんと絵はどんどんうまくなってるし台詞にも力があり
それが絵力に支えられて説得力が増してます。
多分、この漫画の魅力は序盤の山場になる、宝蔵院戦に全て濃縮されてると思います。
基本はあれの繰り返し、でも何故か先を見よう見ようという
パワーがあるんですよね。これもまた連載だとまったりしすぎて
わけわかめになりそうですが、単行本で流れを追うべき漫画ですね。。スラダンもそうだったけど。
と、まぁ最近単行本で何年かぶりに流れを追って読み、
そんな風に思いました。クライマックスが近いようですが、10年以上にわたる連載の決着が
待ち遠しくなってきました。
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by kgapk2004 | 2010-03-31 22:48 | コミックレビュー
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ゲームハードがHD機時代になってから久しく、サスペンスアドベンチャーが不足していましたが
(据え置きでなければDSなんかでこの手のゲーム、意外に多いですが)
ヘビーレイン、レッドシーズプロファイル、また今度360で出る
アランウェイクと、ここに来て急にサスペンス系が充実してまいりました
しかし、私的にツインピークス臭プンプンで
自由度高そうなレッドシーズに一番期待してたんですがどうも前評判が・・・

HEAVY RAINはこの3本の中で先陣を斬る形で発売され
そのリアルなグラフィック(バラツキはありますが、アップになったときの顔の質感は凄い)
ちょいと変わり種のシステムなどから、俄然期待されておりました。
でも、ものすごーーくひっそりと発売され、自分も
発売2か月まえくらいまえに、たまたま動画を見かけて存在を知ったという
ほんとに宣伝が地味なソフト、こういうタイトルは受けがいい(評価が高い)
割に海外じゃそこまで売れないのですが、海外に和をかけてこういう
タイトルが売れなくなってる日本だと、尚更どれくらい本数いってるのかとちと心配・・・
10年前ならサイレントヒルが(確か)30万ほど売れて、開発も国内だったのが
いまやこういうタイトルを発売・開発し評価され続編作るのは
海外になっちゃったというのがなんとも寂しい限り、そのサイレントヒルも
最近は開発がほとんど海外のスタジオになっちゃってるし。
先にあげた3本の中では国産はレッドシーズプロファイルのみですが
4年近い開発期間を得てグラフィックや前評判が完全に海外勢2本に
負けちゃってるのが、国産パワー衰退を如実に表しててこれまた残念。。
大手メーカーなら同レベルのものは作れるでしょうが、国内では最近
こういう(内容が)地味で中身は冒険作みたいのはめったに作られないんですよねェ。。。
それでも稀にSIRENやワンダ、龍が如くみたいな変わり種(意欲作)が出てくるのですが。

さて、肝心の内容。無駄なとこまで描き込まれたグラフィックや
途中唐突にボタン押しアクションが入るところはシェンムーに
章ごとにキャラクターが変わり、限定されたマップで探索or事件に遭遇するスタイルは
ムーンライトシンドローム
複数のキャラが織りなすドラマがラストに向い一本に終息していく様は428を思わせます。
ただ、シナリオは矛盾点もチラホラ見られ
それはラストに到達してもいくばくかのシコリとして残ります。
が、このゲーム、主人公がその章でどういう行動をとったかで
微妙に流れが変わるため、最初みたEDで必ずしも正解とはならず
そのため、そのもやもや感や矛盾点を解消するため
気になったチャプターごとに再プレイを繰り返すというスタイルになり
それが結果的に物語への没入度を高める結果になってます。
しかし、まとめサイトを見る限り犯人に関しては1人だけ
シナリオも大筋はやはり変わらないようなので
シナリオに少々穴があるのは間違いなく、ここは残念。。
そしてさらなる欠点は地味さ。世界観も、特に魅力的と言うほどでなく、極めて現実的
シナリオは重く、キャラもこいつすげっと思わせる人はおらず、全てが
あまりに等身大。ゲーム性は新しいけどやみつきになる中毒性などはなく。
しかし、フィルムノワールを思わせる陰鬱な雰囲気、キャラの心情が観れるコマンド
新しい形の操作性(ドアを廻す、コーヒーをとる→飲む、車のエンジンを入れる等の行為を
現実に近い動きでコマンド入力して進める)
行動により結末が変化する(特定のキャラが死んでもBAD ENDにはならず
別のキャラのシナリオが進む)事で、場合によっては死んでしまうこともありえるという緊張感が
また投入感を高めています。特に主人公の1人イーサンが犯人の仕掛けた試練に挑むイベントは
2回ほど、ドラゴンクエスト5の嫁さん選びイベントバリの運命の選択があり
そこはゲーム市場でも屈指の感情移入度を誇るイベントに仕上がってると思います。
どっちも重いイベントなんですけどね。。
ゲームシステムとシナリオの絡みでは上記の「キャラクターの内面の声が聞ける」
コマンドが犯人解明に対しての一種のギミックになっており
ここが、映画や小説では取れないゲームならでは見せ場になり
サスペンスの形式に新しい一石を投じていると思います。

そんなこんなで意欲作、その分こなれていないところも多々見受けられますが
近年まれにみる冒険をしたゲームは間違いなく。
シナリオや操作周りを解消し、新システムも幾つか盛り込んだ新作に期待したいところ。
システム使い廻し・キャラクター一新だけして
マンネリの続編の道だけは歩んで欲しくないところ・・・
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by kgapk2004 | 2010-03-31 22:45 | ゲームレビュー
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これプレイする前にCOD4をやって確かに楽しいんだけど、リアルさが弊害になってるなぁと
FPSはいずれ時間があるときに再チャレンジしたいと思いますが(あ、でもオンは楽しいですね)
今回はもう少し手軽に楽しめるものはないのかと欲し
なんでかPS3のタイトルでも群を抜いて評価されてる、アンチャーテッドにいきつきました。
ネットの口コミで圧倒的に推す声が高かったこと欧米の昨年のゲームオブザイヤー
でTOPに輝いたとのニュースが入ったことが決め手になりましたが
日本では宣伝不足と、購買意欲を削ぐような(失礼)
ジャケットのせいで評価に反し無名になってるタイトルです。PS3の普及の問題や、とっつきやすく
バタ臭さも薄いとはいえ、やはり洋ゲー特有のどこか大味な雰囲気も
画面からほのかに漂い、それが国内での評価と売り上げのギャップに繋がっている気がします。。。


しかし、このゲームの方向性は素晴らしい。思うに欧米でうけやすいゲームは何かしらの映画の
ジャンルを意識し踏まえたものが多いと思うのですが
そんな中、FPSが何かと和ゲーと比較されてますが
グラフィックの優位性(方向性)を別にすれば、自由に見えて一本な
和ゲーと基本線は変わらない、というのが私的結論
それでも最近のFFシリーズまでいくとさすがに一本の縛りがきついですが
それでも一本道を豪華なおもてなしをしてくれる強みがあり
バイオやワンダ、MGSとキルゾーンやCODは目指す路線は同じで、あとは題材やバランスの好み
本作アンチャも、自由に見えて一本道ってのは共通
例えばマリオのようなアスレチックを攻略する楽しさや各々プレイスタイルが
変わってくような自由、コースルート選択の自由なんかに比べると
目的地にいってボタンを推すだけっていう、やらされている感は幾分強いのです
しかし、映画を追体験できるという意味で圧倒的に臨場感があり、まさにインディージョーンズを
追体験できるゲーム、同路線では過去、トゥームレイダースがあり
比較するとマップが限定されている分(アンチャは限定された面クリアに近い)
自由度は後退しているのですが、トゥームのやたらシビアなバランスに比べ
圧倒的に親切になっていて万人向けにしながら、いかに映画の主人公になりきれ
手ごたえも感じられるか、という方向にグラフィックやシステム全て向けられている
そんな作りな気がします。RPGだとクロノトリガーなんかが多分、こんな感じなのかなぁ。
やりこめる要素やシビアな緊張感、自由度より、テーマパークを楽しんでね
的な割り切り方、それに乗れるか、やらされてると感じるかが分かれ目。


でも自分が洋ゲーに求めるのはオブリビオンのよーな「箱庭」への拘り
MYSTシリーズのような偏執的な世界観の作り込み
AOEやCIVの病みつきになるようなルールや構造作りのウマサにあるんで
そういう面を期待すると、向いてる方向が和ゲーの大作路線と
基本線同じなので、どこか物足りなさも感じてしまうんですよね。
ちなみに自分は雰囲気的に洋ゲーと和ゲーの中間を目指した日本のタイトルが落とし所として
一番理想的なライン。洋も和も片方に寄りすぎると極度にバタ臭く硬質になるか
アニメっぽく・ファンシーに偏ってしまうかの2択に陥りがち。。
なんか、ヘビーレインと並んで和洋の比較レビューになっちゃいましたが(汗)
でもPS3でもっとも「新しい方向性」を見せながら「大衆性」があり
売りであるグラフィックも気合いが入ってるタイトルです。
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by kgapk2004 | 2010-03-31 22:42 | ゲームレビュー
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伊坂幸太郎原作って東野圭吾ばりに、じゃんじゃん映画化されて、なんとゆーか
2年に1度くらいならともかく、そんな短期間に
バカスカ撮ったところで、質の低下は免れないだろーと
距離を置いてたんですが(原作は好きなんですけどね。。)
他にも人気コミックやゲームのアニメ化・ドラマ化
果てはハリウッド化なんてのが多すぎて、これも脚本のネタ切れなんでしょうが
ただでさえ大衆人気の話題作に乏しくなってる昨今
遠からず原作物のストックすら尽きちゃうんじゃないかという感じがどうも。。
そのうちネタがなくなったころに2度3度とタイミングを置いて
再度映画化とか使い回しサイクルに突入しそうな予感。。。

とはいえ、もののはずみでラッシュライフの劇場版をみて
まぁ役者さんはうまいんですが、中身はただの世にも奇妙な物語。
監督さんごとに章を分けた奇妙なオムニバスにまとまっちゃってて
原作のパズル・群像劇的な要素がきれーになくなっちゃってたんですが
もう一本口直しにと、伊坂映画の中でも割と評判のいいこっちを
見たら、思いのほか当たり。こちらももともと原作がよくできてるんで
お話の質そのものは保証されてるんですが
原作を2時間にはしょって見せるのにうまく工夫がされてるなーと。
でももとを呼んだのが何年も前なので、流石に細かい筋も忘れており
そのへんも新鮮な気持ちでみることができました(汗)
ま、細かいとこをみると突っ込みどころもおおい話しなんですが
あくまで半分「寓話」と割り切ってみるのが吉。
タイトルからして「大人の寓話」な匂いが色濃いですから。
なんとなく映画版は瑛太がハマリ役として有名になったよーな印象も。
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by kgapk2004 | 2010-03-18 22:59 | シネマレビュー

ぶっ生き返す

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ホルモンは正直これまた喰わず嫌いしてたんですがw何言ってるか分からないvo.
個性ありすぎて逆に嫌煙してしまうジャケ,あまりに奇抜すぎるタイトルなど
また「ハードコア」なバンドに多い過剰なシャウト
(緩急のついた意味のあるシャウトならOKなんですが)
などなどの細かい拘りや先入観から遠ざけてまして。。しかーし「ぶっ生き返す」のPVを見て
おお、こりゃおもしろいと思いさっそくレンタル彼らは、実はコミックバンドぎりぎり一歩手前で
裏に結構な熱さや距離感をひめたバンドだと思われます
ありがちなポジティブな言葉でなく、ぶっ生き返すという言葉を使った点
一見擦れてるけど熱いその解釈にセンス
そして、そのテンションも含めて斬新だなぁと思うわけです
バンド名の通り、ギトギトにこってりした、一見さんお断りなバンドではありますが
彼ら独特のテンションはちょっと他では味わえない、かも
一般的なエモ、スクリーモ、ハードコア系のバンドは
なんだかんだもう少し冷静さが加わっちゃう点もあるし
アカギやデスノのタイアップ曲も含んでお得な一枚
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by kgapk2004 | 2010-03-12 00:42 | 音楽レビュー

サマーウォーズ

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これ見る前に急いで同細田監督の時かけも見ちゃいました。

まず、アニメで劇場版でサイバーテロを描いたのは知る限り、劇場版パトレイバーの1作目以来
あれではあくまでハードウェアが母体でソフトウェアの中身までつっこんだ内容では
なかったのですが、ロクにPCが普及すらしていない
89年にあれだけのもんを描いたのが大きかった
と思うわけで(さらに都市論とか、犯人の心象も絡むし)
本作では近年のネット社会の背景も踏まえてそっから一歩先に進んだ内容
たとえば個々人の姿がアバターとなって管理されてたり
よりネットが根幹にある社会構造を踏まえた上でのサイバーテロ?
そこんとこの描き方がすっげー面白かったです。
パト1ではレイバーに搭載されたOSのみの影響だったものが
生活に関わるあらゆるものに干渉されてゆくという構図。
そうしたテーマは押井的、でも旧家の家族がそれに立ち向かう
縦糸にボーイミーツガールを織り込んだ構図は極めてジブリ的
(ついでに絵的にも)声優の演技が抑え気味というか
主役級にキャリアある職業声優を起用しなかったりするのも両監督と共通するとこですが
そんなこんなで本作も海外受けがやたら高かったみたいですが
ジャパニメーション2大巨頭のエキスが濃厚に漂ってる感じ。

でも「時かけ」もそうでしたが、全体的に優等生すぎるというか
ストーリー半ばまでは結構期待値がグングンあがっていって
実際それにこたえる展開になってるんですが
終着点にいきつくとどこかお約束っぽく綺麗に畳み過ぎて、物足りなさが残るカンジ
もっともっと家族個々を掘り下げたうえででっかいカタルシスを起こせたはずだし
ボーイミーツガールによって解決って路線でもいけたはず
逆に大きく突き抜けず、綺麗にまとまること事で
誰が見てもほどほどに満足いく映画となってると思います。
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by kgapk2004 | 2010-03-12 00:38 | アニメレビュー

ノロイ

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超常現象研究家、田中じろうさんにハマリ(?)その流れでフェイク・ドキュメント
で適度に笑わせてくれるホラーを期待したのですが
目論見はハズレ・・・ガッチガチに真面目な作り。でも、ヘタなびっくりさせるような
スプラッター系よりはぞっとする分(和物はだいたいこれですが)真に迫るとこがあります
ただ見せ方がねェちょっとエグイというか気分が悪くなるとこも多いんで
好みはわかれそーな。ドキュメンタリー風があだになって退屈なシーンも多いし
ただこのフェイクドキュメント系見せ方さえもっとこなしていけば
リングや呪怨とは別の新しいJホラーの流れを築けそうなので
まだまだ今後に期待できそうな路線ではありとりあえず本作も民俗学をうまく絡ませたり
ダムに沈んだ町といった舞台仕立てはうまくいってると思います。あとはこういう題材を
もっと面白く、効果的に使えば面白くなるのでは。。
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by kgapk2004 | 2010-03-12 00:33 | シネマレビュー