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by kgapk2004
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ツイン・ピークス

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24第1シーズンを制覇した後。Lostを途中で投げ出して以来
海外ドラマとは疎遠になってしまいましたが
最近HEAVY RAIN,アランウェイクと久々にサスペンス系の
AVGの話題作が次世代ゲーム機で立て続けにリリースされ
こういう作品が多く出回ると(特に田舎が舞台だと)
何かとルーツとして話題に上がるのが本作「ツイン・ピークス」
さらに(海外ドラマとしては)それほど長くない2シーズンで
題材としては好みなホラー・サスペンス路線
ということでローラ編解決のあたりまで一気にみてしまいました。
デビット・リンチは既に映画はいくつか見てるんですが
改めてドラマで長々と見ていくと、所々狂っててやっぱりカルト。
スティーヴン・キングをへんな方向に狂わせるてインテリ臭くするとリンチ
村上春樹の不条理ファンタジー系の話を
ホラーテイストを混ぜてアメリカの片田舎を舞台にするとやっぱりリンチって感じでしょうか。
そして、登場人物が多すぎて最初は誰が誰で、どのキャラと関わりが
あるかが、イマイチ見えてきません。ある程度キャラクターの見分けと
ポジションが分かってくると段々のめりこんでくるのですが。
しかし、ローラ・パーマーの事件だけで17話も引っ張るのは
やっぱり引き伸ばし過ぎ、10話程度で一区切りつけてればなぁ。。。
ツイン・ピークスは日本でも大きく話題になり
当時全話放送してた黎明期のWOWOWの加入者を伸ばしたとかいう逸話が
あるみたいですが、実際のとこどうだったんでしょう?
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by kgapk2004 | 2010-06-13 23:14 | ドラマ・特撮

告白

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映画館で映画版予告を見て、気になって購入
昨年の本屋大賞を受賞した作品
最近本の新作情報から離れてたので存在をそこでみるまでしらなかった。。
本屋大賞というと、夜のピクニックや博士の愛した数式が受賞していることから
基本、青春ドラマやヒューマンドラマが中心の
比較的健全な路線での良作が受賞してるかと思いきや
本作はけっこーエゲツない内容です。
登場人物が皆、毒を持ち合わせてるんですが
ブラックがいきついて、シュールになってるというか
半分喜劇のようになっていて、そこがまたちょっとゾッとさせて怖い
出だしの先生の語りの章からして、そんなノリです。
淡々と話しているようで、所々皮肉が混じり、そして結末でドカン
ブラックなんですが、ドロドロした内容でなく
かなりあっさりした読み応え(ページ数少ないし)。
登場キャラは少なからず2面性を持ってるので、ホントの心理は
どうだったかと疑いながら読むとニ度楽しめるような作り、かも?
これがある意味、いまの中学生のリアルな裏の面なのかもしれませんね。
リリィシュシュといい某夕闇のゲームといい、エンタメ作品で中学時代を題材にして
リアルな方向に振り切れると、どーも暗い話が多くなりがちですな。
それにしても劇場版が各方面絶賛、興行収入的にも好調なようで
久々に大きく話題になった邦画のタイトルになりつつありビックリ。
そういえば予告編もいい感じに仕上がってたもんなぁ・・・
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by kgapk2004 | 2010-06-13 23:06 | ブックレビュー

警官の血

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親子3代の物語ってゆーと世代的にドラクエ5を思い出してしまいますw
生粋の警察小説としては高村薫の「マークスの山」
以来かもしれません。特定の職業、特に
公的組織として扱いがメジャーで描写がしやすい警察をリアルに描くのはいいのですが
やはりエンターテイメント性なり心理描写やギミックに見所がないと
せっかくリアルな警察内部の描写があっても
そこに特別興味をもたない身としては、ただただ退屈になってしまうだけ
これ、戦争映画の組織描写にも通じる部分じゃーないかと思います。
(基本ドキュメンタリータッチなり心理描写なりサスペンスタッチな市街地線の
緊迫感なりがないと過剰な軍隊フューチャーでは退屈してしまうたちです。。)
まぁ結局興味がなくとも組織を組織として魅力的に
警察ものなら(シンプルに言えば)かっこよさげに描けていればいいんですが。
警官の血は直木賞をとったため、「警察」の題名にそこまで特別な思い入れを
持たない読者も多く手に撮るはずで(自分がそれw)
しかし佐々木譲という警察小説を既に幾つか書いている作者の
各方面で絶賛され代表作扱いとなっている話題作だけに
どんな仕上がりになっているかと期待も込めて読み始めました。

結果的には警察という組織について、少しだけ詳しくなったし
後半に行くほど伏線の解明も徐々に進み、物語の没入度も高まっていくのですが
全体的に淡々とし、その結末も意外にあっさり、また結末までに特に意味をもたない
その場限りの設定や人物が意外に多いのが気になってしまいました。
巻末にもありますが登場人物の心理をあえて掘り上げてかいておらず
(あるにはあるけど、それがかなりあっさりめ)
いまいちそれぞれのキャラクターが把握できなかったりします。
最終章ではもう2,3段大きなどんでん返しが欲しかったトコロ。
しかし、3人の主役交代と時代の変化を受けて変化する組織
それぞれが生きた時代の世相の反映が程良く盛り込まれた点は、非常に優れた作品。
その場(世代)限りの人物やエピソードも全て、その世代限りで関わった1市民たちであり
些細な事件も警察官としての各々の立ち位置を示すためには欠かせないものが多く
作者が最初意図したように、保安官のような立ち位置としての
地に足のついた駐在の姿を描きたかったというのがよく伝わってきます。
以上、お話の筋書きにはそこまでのめりこめなかったものの
警察官としてのありように内部の軋轢、時代の変化へのシミュレートは非常に丹念に
描き込まれており、むしろそっちがこの小説のメインかなぁと思いました。
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by kgapk2004 | 2010-06-13 22:58 | ブックレビュー

BECK

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いまさらBECK、もうじき実写版も公開するようですね(賛否多い)
この漫画、よく映像化したらどんな音楽が再現されるか見もの
ってなようなことを言われてた気がするんですが
既にアニメ化にもなってるし、一度音楽の部分だけ取り出してきいてみたいです。
今回、一気見しましたが、BECKの音楽って
自分のイメージではコユキボーカルパートは草野マサムネ
サウンドはアジカンあるいはナンバガ、でMC(千葉)は
DA降谷というベッタベタなイメージが沸いてしまいました。
連載開始が99年ごろ、当時はDAやハイスタが盛況で
フジロックを始めフェス文化が大きく定着しだした時代
日本の音楽業界のムードが大きく変わるかもしれなういとか、邦楽(ロック)のスピードが
海外の流行を数年周期遅れて取り込んでたそれまでの形からいっぺんに
追いつく段階に到達した、みたいに言われてた時期ですが
(スーパーカーとレディへが同時期に同じような音楽的変化を辿げたりとか)
世紀を跨いでジャンル細分化が進んだ結果、邦楽は
ムードが変わるというより全体の力が下がってしまった気がします
結果CDの売上げは減りに減り、フェスは盛況ながらもマンネリ感漂い
BECKがやってるミクスチャーなスタイルも国内の大衆向けのものは
当時とはだいぶイメージが変わってしまい、海外進出はまだまだ局地的
バンドのネタは洋・邦共に枯渇・停滞している感じ
故に、どうもいま読むと、当時とのギャップから言えない寂しい気分に陥ってしまう点もチラホラ。。
ただバンドのスタイルとしての流行廃りにここ10年大きな変化はないため
BECKのスタイルは連載開始当初の(90年代後半)から連載終了まもない現在まで
特に古くなった感じはしないですね。
一方で悪徳プロデューサー蘭が思いっきりYOSHIKIだったり、あそこまではっきり
劇中で仮想的を作るのはどうよとも思うんですが、これもまた連載開始当初の
それまで(当時)の音楽漫画や、あるいは業界へのアンチテーゼとしての意識もあったはず。
また一度退場した一部キャラがその後再登場しなかったため、その後が気になります。
(中学時代のイジメキャラの先輩、一緒に水泳してた元彼女、最初の海外ツアーで
一緒に回った兄弟バンドなどなど)←一気読みするとホントに名前を覚えない。。
とりあえず、業界内幕劇と青春、バンドの成長劇をうまく絡ませ、ロックネタも適度にちりばめられた
漫画史上指折りの音楽漫画です。
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by kgapk2004 | 2010-06-13 22:47 | コミックレビュー