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by kgapk2004
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ノルウェイの森

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東野、伊坂、宮部、京極、司馬と新旧のベストセラー作家の映像化が
(ラノベ作家の西尾維新とかも入れると凄い数に。。)
コミック実写・アニメ化ばりに進められる昨今
肝心の現在進行形のコンテンツが名作排出率が年々
下がってるのに反比例して、ぽっと出の話題作が出たそばから
片っぱしから映像化して、このままだと
日本のコンテンツは遠からずジリ貧になるんじゃないかと
危惧してるんですが、それでも映像化が難しい作家の映像化は
やっぱりそのまま放置されていたりもしてまして村上春樹がまさにそんな作家の1人
熱心な信者が多く、半端な実写では間違いなく
クレームがつくし、作風的にも簡単に実写化できず長編も多いってのもネックに
なっていたのかもしれません。しかし、ノルウェイの森は春樹作品の中でも最も映像化しやすい
部類な上にいまんとこ一番売れた作品(もしかして1Q84に抜かされたかも?)
今まで映像化されなかったのが不思議なくらいですが。
ただ、まぁきわどいシーンも多い作品なので本気で映像化したらR18
扱いになるんでないかと思ってたけど、そのへんはうまーく
ごまかしごまかし映像にもってくることに成功してますね。
でも実際、原作にあるきわどいシーンはもれなく映像として
入ってる割に肝心の個性的なキャラクター1人1人の考え方
背景に十分に触れ切らずに終わっちゃってるシーンがいくつもあり
例外は先輩とハツミさんの2人くらいかな、何故かこの2人だけは内面を細かく台詞にまで
起こされていたけど物語中、一番主人公の外側にいる存在の二人、だからかな?
でも説明を極力映像に置き換えてこそ映画、とはいえ
あれじゃあ原作を読まないと意味がわからないだろうというシーンが幾つか
で、絡みのシーンはカットせずにいれたせいで半ばポルノ映画と言えなくもない趣も。
カップル向きの恋愛映画として観に行く人はそのへん注意w

キャスティングに関して、主役のマツケン、先輩とその彼女(初見さんだっけか?)
このへんは文句なしでレイコさんもイメージ通り、ただちょっとキャラが清楚すぎるか?
もうちょっと姉御キャラがはいってたような。そして問題はダブルヒロイン
ミドリは見た目はイメージのままなのに喋りが弱すぎる気がして
直子はまーレビューサイトでもよう言われてるけど
儚げなイメージに対して、強いイメージがありすぎ
ヒステリックなシーンはいいけど、儚げな演技はイマイチはまらない
菊池凛子が強引に役をゲットしたというけど、イメージと遠いとは
言わないまでも、もう少し適役はいたんじゃないかな~と。
村上春樹が監修したおかげでイメージや雰囲気はうまく原作の
持ち味を生かすことに成功してますが、どーにも駆け足すぎる気もして
春と冬に分けて(内容も上映する時期も)2部構成にして
ゆっくり時間をかけてもよかったんじゃないかな。
それでも一定の固定客は絶対見込める作品なんだし。
あとあれ、本来小説だと違和感ない「春樹台詞」をそのまんま
映画でも使ってるから、一部60年代と割り切ってもありえない台詞回しがあって
そのへんの違和感が消えなかったのも残念。
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by kgapk2004 | 2010-12-31 17:42 | シネマレビュー
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32メガのROMにカオスルートロウルート地形効果、緻密な立体マップ、天候変化
詳細なチュートリアル、重厚な音楽、当時のゲーム業界では破格の重厚感を伴ったシナリオ
立体的なマップを生かした高いゲーム性を融合させ
日本のゲームカルチャーが生んだ(トータルバランス面での)最高傑作と言われることも多い
タクティクスオウガ。ファイヤーエムブレムで
目の生えたシュミュレーションRPGの到達点とする声も
いまだに高く、それでいてオウガバトルサーガという
複数の章からなるシナリオのたった一編と言う構成も話題を呼んだ作品。

もっともメインのクリエイターである松野がスクエアに引き抜かれたため実質オウガバトルサーガは
発売順としては本作の後(伝説のオウガバトルから数えて3つめ)となる
オウガバトル64で頓挫、ただし松野が関わった
ファイナルファンタジータクティクスとか
タクティクスオウガ外伝がその後も発売されたりというヘンな状況がつづいていました。
んでまぁ松野氏はその後ファミ通で40点叩き出した割に難解すぎる
と苦情も多かったベイグラントストーリーを経て5年越しくらいでFF12の
制作に関わったのに、確か途中で投げ出しちゃって、結果FF12は
シナリオ面でしりすぼみと言われたり色々話題が尽きない人です
(FFは11以降手をつけてないなぁ・・・)
あの雰囲気は作風は海外受けしそう(てか実際結構してるのか)なのに、クリエイターとしては
近いとこで小島さんとかのが有名になっちゃってますね、癖が強いことと
あまり名前を表に出さないことも関係してそうですが。

タクティクスオウガはその後のフォロワーとして
ディスガイアなどの育成麺をより強化したS・RPGを排出したものの
キャラデザ・雰囲気で一定層の(本作ほどの)注目を浴びるほどには
至らず、何よりタクティクスオウガには先達としての高いインパクトもありました。
しかし、ゲーム発売から15年、オリジナルスタッフが直接かかわった本リメイク作は
そんなオウガバトルを取り巻くその後の流れの中でも
大きな転機になったんじゃないでしょうか。実際、その後のフォロワーなどの流れも汲み
現在風のアレンジされた面、当時からリクエストされていた面はもれなく改良が施されています。
一方で、それを改悪と呼ぶ声もまた多く
システムをユーザー側でカスタム可能にし、オリジナルモードで
旧版に近いモードも収録しとくべきだったろうなとは思います。
スキルシステムは賛否分かれるとこで、クラスごとのレベル調整は文句ないにしても
いつでもレベル調整が思うようにできるトレーニングもやはり残すべきだったんじゃないかと
(例え投石作業と言われてもw)運命の輪システムは非常に画期的、ターンごとに
戻ってやり直せるってのは携帯機との相性も抜群、PSP版のFFTはなんだったんだってくらい
読み込み面が激早なのも素晴らしい(PSP版FFTはトーセ製って話も聞くしな。。
トーセ製が初耳の人はググってくださいね)
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by kgapk2004 | 2010-12-31 17:34 | ゲームレビュー

進撃の巨人

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今年多くの話題をさらった漫画
まだ巻数も短いから今からでも安心して入れます
が・・・あそこまで騒ぐにはまだ導入部すぎてどうなんでしょう
設定はシンプルで分かりやすいけど
なんせ世界の大半のことがまだなーんもわかってない状況だし
容赦なく死んでいくキャラや心理描写は上手いけど
まだスバ抜けた何かは感じられておりませぬ。
巨人のインパクトは凄いし、切迫した状況を
分かりやすく示した壁の内側の人間の世界って設定は
上手いと思いますが。今後の展開次第、そして
今後に大きく期待したい漫画って感じですな。
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by kgapk2004 | 2010-12-30 22:15 | コミックレビュー

ヴィンランド・サガ

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プラネテスの作者が新作を始めたんだなーと
初期は注目してたのに、雑誌が変わったりなんなりで
いつの間にか存在を忘れてたこの漫画
掲載誌アフタヌーンが付録を付けて、ゴム閉じを始めたのが
05年あたりで、アフタ移籍と
立ち読みが途絶えたタイミングが重なったのも不幸w

こないだひさっびさにアフタ本誌を買ったら
なんでか主人公らしきキャラ達が
畑仕事にいそしんでる、じみーーな展開になってて
あれ、これはなんか中世の戦争絡みの話じゃなかったかな?と
急に展開がきになり、最新刊まで辿って読んでみました
最初は展開が早いなーとか
バトル物にきたいのかスペクタクルへいきたいのかようわからんなーと
思いながら、安定した作者の画力と1巻あたり必ずどこかに
引き込まれる展開があり、そのテンションを保ったまま
最新刊まで到着いたしました。
私的にプラネテスほど注目を浴びてない気がするんですが
このテンションはピークの頃のベルセルクと並ぶんじゃないかと。
同じ中世ものだからね。史実かファンタジーかの違いはあれ。
またバトル物になったり、謀略劇になったり
いきなり地味な畑仕事になったり、展開が二転三転するのに
唐突な印象を与えないのも適度なスピードを維持しながら
1つ1つの展開を丁寧に描いている証拠でしょう。
ただ、これからどういう流れになるのかちょっと予想できないですね
これまで物語の展開を引っ張ってきた主要人物の1人が
8巻で退場してるし。
どのへんで終わるか分からんけど、このテンションのまま
今後の展開にもうひと山ふた山あれば
名作の域にはいる作品になるはず。
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by kgapk2004 | 2010-12-30 22:15 | コミックレビュー

レベルE

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富樫センセの名作が今度アニメ化するらしい
けどそういえば読んでなかったじゃないかレベルE
ということで過去何度か読もう読もうと思い
何故か先延ばしになってたレベルEはじめて通して読みました。
結果的にはあれですね、この人のミステリー作家的な資質が
短編でギュっと凝縮された感じ
幽・遊・白書後半の鬼気迫る絵と展開で迫っておいて
実はギャグ落ちにもっていく過程なんかそっくり
(幽・遊直後だから当然っちゃあ当然だけど)
今のハンターハンターの遅筆っぷりを見るに
この時期月1ペースの連載形式とはいえ
ここまでまとまった話を書きあげたのは奇跡に近いかも。。。
(バスタードの萩原が連載と別に
ガードレスの企画を進めてたくらい奇跡に近い(笑))
月1連載であっても(だからこそ?)
キャラの表情や線は凄くうまいのに
ペラペラのネームのような荒れた線が混ざっちゃうのもご愛敬。。。
この頃はまだアシをほとんど雇ってない時期だったからかも。。
最初の頃は面白く読めたけど
後半になると流石に得意のギャップ落ちにも慣れてきて
飽きちゃった感がしないでもない。。
でも、またこういう話し書いてくれないかな―とは思いますね。
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by kgapk2004 | 2010-12-30 22:14 | コミックレビュー
個人的にmixiって安心・安全・便利・共感・予定調和なムードが支配的な
(女子ムードが)強い世界なのに対し(これって本来のSNSの意義からは
ちょいとかけ離れてくる、だから一時期のmixiってひっじょーに居心地が悪かった)
実利・革新・競争・深堀りといった男性的なものの象徴が2ちゃんねるだと思ってます。
安心・安全なサービス(場)を提供する変わりに汚い・過激な意見には蓋をして
ある種予定調和(安心・安全)な閉じたコミュニケーションを展開するmixiに対し
(だから初めてネットするような人に勧めるにはやはりmixiなんですが)
便所の落書きといわれるほど口汚いののしりあいや時には犯罪予告に使われても
あらゆる分野のマニア(それもそのへんの庶民)が日夜濃い議論やネタをまじわせて
体制側であるマスコミを手玉にさえとってしまうっていう痛快な流れが間違いなく
(一頃の)2ちゃんにはあり
それはそのままオヤジ(=体制側?)を手玉にとりながら流行を
次々に発信していた90年代女子に通じるものがあります。
00年代で一番刺激的な文化だったのはその点からいっても
「黎明期の」2ちゃんだったのかもしれません。
今はそんな2ちゃんも予定調和の定型文の応酬が繰り返される
刺激に乏しい場所になりつつありますが(VIPがどーだの言いだしてから
その傾向が強まったきがする。昔からコピペやブームはあっても1,2カ月周期で
どんどん新しいブームが更新されていったから定型文が根付く暇もなかったんだけど・・・)

とにかく90年代女子が「イケてる・クール」を合言葉にある種の情報強者
個性派の集団だったって意識がなんとなくあるせいで
ケータイ文化が中心になって以降「スイーツ(笑)」程度の特徴で一纏めに
されてしまうくらい没個性になってしまった00年代女子パワーには
ちと限界をかんじざるをえんのです。最近はなんかもうもう行きすぎて
クレーマー、モンスターぺアレンツ、妬み、嫉みレベルまでいきつてる気がするし
(格付けや占い、健康、美容がいきすぎなくらい蔓延してるTVが象徴ね)
女性的な安心・安全・調和・共感は資本主義のいきついた先での
社会主義よろしく、経済的が安定し
あまり未来の不安がない時代なら(バブル期みたいな)
へんな諍いや暴力を納める方向に、かなり有効に機能すると思うのですが
今の様な不景気で先行きの見えない時代には安全・安心・便利・調和を主体とした
ムードで廻そうとしても、同じところをループするばかりで
突破口が見えてこない(女子全体が安心や調和を欲するかというと、そういう訳ではないのですが
やはり全体の総意でいくとどうしてもそっちの流れに傾く傾向があるんでないかと。。)
例えばここ10年くらいで自分の住んでるような田舎の僻地にも
お洒落なカフェやレストランがかなり増えた
自分もそういう洒落た店は好きなんで、それそのものが増えること自体は大歓迎なんですが
一回、二回と足を運ぶと割とすぐに飽きてしまう、そこで次もまた次もと
足を運ばせる場合にはなにがしかの工夫や(実態の見える)サービスが必要
女子パワーで洒落た店が増えた後の、サービスやサプライズ
をもっと考える段階に来てるんでないかと。
次の大きなブームにしろ、時代性にしろ、景気の流れにしろ、やはりここは
元来革新や競争を拠り所とする男性ムードに今一度先導してもらう、かもしくは
まったく新しいタイプの女子パワーに期待するか、いずれにしろここらで
世の中のムードをがらっと変えてほしいと思うのです。
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by kgapk2004 | 2010-12-30 06:59 | 雑記
90年代こそ新しい文化の開拓発掘に余念がなかった女子パワーですが
基本的には女性は安心・安全・便利・調和といった主に生活に密着したところに
意識が働くもの。革新的なものを競争の中で生み出していくのは
どちらかというと元来男性側が得意とする分野なんじーないかと思います。
90年代の女子が「イケてる」を合言葉に洗練されたジャンルを啓蒙していったのに対し
ケータイ文化を中心に「kawaii」文化を担っていった00年代の女子ブームは
世の中に停滞ムードを及ぼしたフシが強い。同一視されそうですが90年代と00年代って
けっこー壁がある気がするんですよ。

音楽方面では90年代女子があれだけ新しいジャンルを呑み込んでいたにも関わらず
00年代は共感、感謝、泣ける、可愛いなどが合言葉になるかのように
ジャンル的にはそれほど斬新でないものがチャートに出張りだし
歌詞に至っては「ありがちな歌詞で1曲作ってみよう」なんてネタがなりたつくらい
パターンが定型化。一方では安心・安全が過剰に蔓延したせいで
ゴールデンは美容・健康・知育のオンパレード
お笑いで人気がでるのも「頭で考えるギャップ落ち」を好む男性に反して
どちらかというと「動きで笑わす」「決め台詞で逃げ切る」「安心して笑える」
女子受けのする(毒を薄めた)芸人が台頭(ここをまったく男女ニーズで逆転させてる
江頭は奇跡のバランスを持った芸人だと思う・・・)
漫画やドラマは不自然に美形ばっか並び、映像の(画力)
の目新しさは勿論、暴力シーンや汚いシーンも徐々に削られていき
展開も骨太なドラマや意外性から次第に確立されたパターンの反復(予定調和)
安心して見れるって視点に主眼がおかれていった気がします。
(思えば00年代を通じて話題をさらったきわめて男的な番組って
予定調和な「下世話なやらせ」を楽しむガチンコとおっさんに活力を与える「プロジェクトX」
くらいしかなかったような気もします。。。)
こうなると、あまり軋轢や生き死にが描かれドシンとのしかかってこない
緩い展開に主眼がおかれていき、キャラクター消費の方に軸が移っていく
(でもこれってどっちかってーと腐女子、萌えヲタ的なニーズで
レディコミ文化を受け継いだケータイ小説や浜崎あゆみ的なメンヘルムードは
過剰に過激さを増してる気もするので若干矛盾も感じるんですが・・・
ヲタ関係もその一世代前のセカイ系絡みは上記に近い。。。か)
背景にあるのはやはり女性的な安心・安全なニーズが強く働いていたからじゃないかな、と。
DS・wii台頭の背景もやはり安心・安全(健康)がその背景にあったのは間違いなく。
こうなってくるとイケてる・クールで尖ってた90年代の女子パワーが
急にオバちゃん臭い感性にすり変わってしまう。
ケータイ文化はその最たるもので「なくてもいいけどあったら便利だね」
的なニーズに合わせてお財布ケータイやらデコメやら
(男的な実利的な側面でみると)付加価値が微妙な機能が増えていき
世界に名だたるガラパゴス文化を形成している間に
グーグル、アップル、ノキア、サムスンに先端を行くITやスマホ、携帯の
パイをどんどん奪われてしまった。お家芸の家庭用ゲームすら技術面で抜かれたし。
これた、従来の日本を一面で支えた家電系の全面的な競争力停滞は
携帯文化が必要以上に出張りすぎたからだと思っております
(ゲーム・音楽などコンテンツ衰退にも一枚噛んでるし、PCの普及の遅れにも絡んでるし)

ソニーやパナなど国内メーカー各社がキンドルやi-padにつづけとばかりに
電子書籍端末を今頃本腰を上げて出し始めていますが
そもそも04年ごろに海外に先じて、国内で電子書籍端末が生み出されていた。
なのにその時期の国内は「なくてもいいけどあったら便利」な機能満載の
ガラパゴスケータイに目が行っていて
革新的に新しいジャンルに目を向ける下地が形成されなかった。
けっきょくケータイ文化を中心にした00年代の女子のニーズを中心に起こった
00年代ガラケーマーケティング(あとはヲタニーズを主導にした草の根的ネット文化)では
欧米合理主義を中心としたIT文化のマーケティングにはちょっと太刀打ちできなかったと。
とにかく男性主導でハードが開拓されたあと女子主導でソフトが充実するところが
ソフト主導で20年来ちゃったせいでハードな面の開拓が遅れてしまったという。
amazonもi-padもgoogleも安心・安全・便利な空気が支配的だった
00年代からは生まれてこなかった。でもi-padやgoogleはイケてる=クールな
文化からなら生み出された(あるいは発展)したかもしれないのです。
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by kgapk2004 | 2010-12-30 06:56 | 雑記
80年代は男的な空気の時代だったと言えるんじゃーないでしょうか
北斗の拳やスタローン、シュワに代表される
マッチョイズム、シンプルなヒーロー志向
ほかにアイドル全盛やヤンキー文化、刑事ドラマに出張ってくる石原軍団
などなど男的なニーズ・空気が極めて支配的だった時代が80年代
その後バブル期を挟んで90年代初頭のジュリアナブーム(91~93年ごろ?)
93年にブルセラブーム、TVドラマ高校教師が放送されたあたりから
時代は女性主導ムード(?)に偏っていった感があります。
少年漫画の主人公は皆線が細くなり中性化していき
ドラマ俳優はトレンディ以降やはりこちらも中性化が進んでいき
渋谷系、ヴィジュアル系、小室ファミリー、90年代末のR&Bブーム
あのレイブやテクノブームでさえ、当時のクラブ文化を中心におこってきたもので
これらはほぼ女性側のニーズに合わせて台頭してきたものといっていいのでは。
(HEYHEYHEYって番組なんかはそんな女子のお眼鏡にかなって人気をとれるかどうかの
勝負所って趣があった。)この時期の(コギャルブームに象徴される)女性台頭ムードって
裏を返せばそれだけ刺激的で新しかったんですね。
映画俳優や作家に関しても(今じゃ信じられませんが)
女子高生から人気に火がついたものも多い。

当時の女性文化は「イケてる」をキーワードに(ってこれ結構独断ですがw)新しく
斬新なジャンルやファッションを次々に発掘し世の中に広げる役割を担っていたと。
提供する側もそのニーズにこたえるようにあれこれ苦心し
需要と共有が幸福な形で刺激しあって、それが綺麗に消費されてた。
先進的な尖がった女性感に先導される形で男性側も女性側もファッションにしろ
文化にしろどんどん垢抜けていき。とりあえずファッションの底上げが起こった。
90年代前半のバブル期に漂っていた
過剰なゴージャス志向やケバさを垢抜けカジュアルな方向にもっていけたのは
この時期の(女子高生ブームを中心にした)女子パワーがあったからではないかと。
当時何かと叩かれた援交すらエネリギーのありあまった女子高生に
おっさんが手玉にとられてるという風潮もあったし。
ブームの中心にいた女子側も(いまじゃ信じられないけど2)
洋楽や洋画などの先端ジャンル発掘にまで余念がなく
PS全盛期のあの過剰にPOPでカジュアルなイメージも
当時の洗練(イケてる・クール)の影響が働いていたからだと思います。
これってレディコミ文化であれ、オリーブ文化であれ、当時の女子が感性的にかなり鋭く
流行に関して高いアンテナを張ってた賜物だとも言えます。
こうして80年代男性の時代、90年代女性の時代、それぞれに功罪はあれど
世の中にいい形での刺激も及ぼしていた。
で、マズイのは00年代に入ってからも女子主導ムードが続いていき
それらが90年代に比べて劣化してしまったとこにあるとにらんでいます。
(俺の年上好きもこのへんが絡んでる気がするんだよ。。)
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by kgapk2004 | 2010-12-30 06:55 | 雑記
こういうきわどい話題は短くまとめるのがモットーなのに
長文になってめんどいから3回に分けちゃいました。
日常でこんな細かく平等云々、なんて
とても意識してやってられないのですがww
ミクロ(日常)レベルはともかくマクロ(世間)レベルで変化があれば
日常にも少しはおもしろい流れもでてくるかなーとか
そういう意識はあります。

ポジティブアクション
アファマーティブアクションの導入は本来は能力ある女性を
採用するはずのところ、能力に関係なく数だけ女性の
採用数を確保する形を採ったため
(主に公務員方面)あぶれた男性側の救済策がないまま今に至っていて
これが、男女雇用機会均等法の大きな歪みになってると言われています。
セーフティネットが十分に貼られてないんですね。
仮に女性が男性がそれほど大きく採用に関わらない
事務職中心で採用されていても採用枠自体が減少してるのに変わりはなく。
(一方で女性が登用される職種がまだまだ限定されているという」問題点も
孕んでいますが。。)
ついでに育児休暇の男女分担もまだまだ未発達。
(これは女性側が産休=退職せざるをないパターンもまだ少なくないんでしょうね。。)
そこに長引く不景気もあって、若い段階では男側の賃金が減り
非正規雇用も増加
女性も同じくらい、非正規やパートが増えても最終的に結婚して家に入る
という認識がまだまだ強いためか、男性ほどかかる責任やプレッシャーは
(全体的に)少ない。
対して男性にかかる責任や求められる賃金は昔と変わらず
女性の要求はうっすら
高止まりしたままだから、結婚・出産の遠のきがはじまる。
当然、同数の非婚化した女性がでてくるものの今の賃金形態や雇用環境では
中~高年に独り身になった場合に女性にかかる負担はその段階で
男性に比べてリスキーになっているという潜在リスクもある。
賃金格差是正はもちろん、高齢結婚や(子なし)
パートナー夫婦の一般化も急務なはず。
昔は村社会がまだ大きく機能してたから
奥手な人や年頃な人でも家同士の婚姻が普通に行われてた。
けどそれも今はなくなってるし。。。ご存じ婚克パーテーは男性が参入してこないという有様。
また女性が家庭に入ってた時代の名残が改善されずに
そのまま残っているため
離婚した際のリスクは男性側に相当不利になっている状況も変わらない、とか。

いまの女性優遇ムードでは、そういったリスクや不均衡もあまりはっきりと伝わっていない。
北欧、欧米あたりとこのへんはまったく間逆で女性社会進出とともに
保証やら賃金、責任もそれなりにフラットに整っているのに比べ
先進国でも極めて前時代的なのがいまのニッポンの現状(途上国並みの労働環境と同レベルか??)
その反動がそろそろ大きくなってきつつあるってーことなんじゃないでしょうか。
これからは男女ともにその性差をキチンと認識しつつお互いがアプローチとタスクを
綺麗に分け合う方向へ不可抗力的に流れが進んでいくはず、という意見も多いですが
どうなるでしょうか。。
一方で古き良きスタンスを守る人、まったく別のスタンスをとる人
それぞれがそれはまた選択の1つと言う時代になり、やがて上記と2極化するくらいの
割合におちついていく流れになるんではないかと
で、いまはまず(いままででは珍しい)女になびかない男と
男にアプローチをかける女ってパターンが増加してクローズアップされてる段階だ、と。
でもいまの状態が長引くとそれがエスカレートして「草食」や「肉食」から
「女性嫌い」や「弧女」が社会問題化してきそうな気もするのです。
ネットって現実を3~5年先どりしてるフシがあるし。
そーなる前に教育でも出会いの場でもアプローチでも
なんでもいいから充実させて、男女ともに増えた溝を埋める必要があるんでないかと。
自分らの年はともかく、20のあたりって割とそれが増えてるってーもんね。
変わりに性交の年齢は下がってるみたいだけど

なんかだんだんお題の方向がズレてきた気もしますが。。
この問題って、もはや夫婦の愚痴とかモテ非モテなんて微笑ましいレヴェルを超えて
少子化や失業率、晩婚の遠因になってて国力の衰退に直結してる
やっかいなもんだと思います。
でも状況は少しずつは進展してるはず。平等だとか不平等だとかの
ぎすぎすした段階を超えて
男女ともフラットな関係に落ち着いていくことを願っています。はい。


もはや天然記念物になった漢(ヲトコ)の1例
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by kgapk2004 | 2010-12-30 06:53 | 雑記
閑話休題。
コールバーグの道徳性発達理論
http://www.eonet.ne.jp/~like-a-flowing-r/psychology1.htm 自分的にほんとに平等ってのはここでいう
脱習慣的段階ってやつに達した考えなんですね。
こういった意識が多かれ少なかれ頭にあると、自然と
こういう平等なんたらって意見がでてくるんですが
ただこれが既に男的な「正義の倫理」視点という指摘もあるようで
これが女性の場合、上記サイトの下段にあるケアに重視をおいた
「ヤマアラシとモグラの家族」の例の回答にあるような考えになるようで。。。

で、これは一例ですが、上記のようにそもそも男と女には考え方含め
性差があるから平等というより役割分担すんのが正しいんだろうけど。
女社長がイケメンの事務やホストを雇ってもいいし
一昔前の肩で風切る男性を女性が一歩差がってってのもあり
これらが男女とも選択可能になるのが性差は別とした
ほんとの平等のありようじゃーないかと。
ま、こりゃ極端だけどw(性差の場合は力仕事の区別とかだね)
でも、ここで問題なのはよく女性が依存したがる
肩で風切る男の場合(マッチョイズムかな?)は
それを受け入れる古き良き女らしさが無意識に共有されてたからこそ
そういった男らしさも自然と細く長くなりたってたってー流れ。
また別の面で、仕事で女性が平等=(仮に)
総合職まで出世を求めた場合、当然
いままでのオトコ社会ばりのスキルなり責任を負う必要が出てくるという。


問題なのは男女平等が叫ばれる中、どっちのスタンス
(女らしさor平等の義務や努力)もとらず、その中間という具合でもなく
女性の不平等をタテに女性優遇にのっかって
楽をしちゃってる女性とそんな女性にチヤホヤしつつ内心見下したり
むやみやたらにそういう女性にアタックしては玉砕してる男性。
で、同時にごくごく普通の女性の価値も不当に上がっていくという悪循環。ネットなんかじゃこれが特に目だつから、巡り巡って女性叩きが加速してるんじゃないかと。
(出世・平等は別にしても既に雇用の段階で男女間格差問題が出てるんですが
これは次回で・・・)

大和撫子が死後になったついでに、ダブルスタンダードな女王様系や
ごく一般的な女子の価値がインフレして不均衡になってるのはマズイ、と。
露骨にそんなもんはなくても、そのムードが半ば
常識として共有されちゃってるのが問題だな、と。
こういった場合ひきあいに出される「男らしさ」「男の甲斐性」ってのは
むやみに女性に歩み寄ってご機嫌をうかがう都合のいいもんではないし
(それが成り立ってたのも「古き良き女らしさ」がそこをカバーしてたから)
意味なく男根を振りかざす武器な訳でもない
(当然DVなんてのもへらさにゃあいかん、と)
まず「女性」を対等にみて平等の目線であるべきじゃあないのか。
(このもちあげと対等がさりげなーく
できるのが一番理想なんですけどね。。)
つまり平等に重点を置いた考え方ですな
(コールバーグの脱習慣的な視点)
とにかく玉砕クンや都合のよく立ち回ってるフェミ気味な人は
例えば、男のマニア的な知識だったり10代の頃築いた
アイデンティティを安易に投げ出したり
安売りしてほしくないなーとは思うわけです。ほんとーに好きな相手とか
自分の知識なり拘り(恰好であったりとか)を相手の別の面に
置き換えて尚、足る相手だったらいいけどねん。   (つづく?)

こんな女には要注意だ!
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by kgapk2004 | 2010-12-30 06:51 | 雑記