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by kgapk2004
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TIGER&BUNNY

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アメコミっぽいスタイリッシュ(?)なエンタメから
2期に入って日本のアニメ・ドラマお得意の
「悩める内向き展開」になり賛否分かれつつあるようですが
俺はいまの展開も好きですよ、なタイバニです。

バンド系のタイアップも違和感を感じつつ慣れると絶妙に嵌ってくるし
ヒーロー者も好むものとしてツボを抑えた展開に好感触


あと主人公(の片割れ)をアラフォーのおっさんにしたのも正解w
最初はむしろそのアメコミ臭に抵抗もあったんですが
回を重ねるごとにキャタクターが立ってくる正直、そこまで練りこまれた脚本があるわけでもなく
いい意味で勧善懲悪、エンタメを貫いてる作品だと思いますが
(ヒーロー物や、熱血物に慣れていると
ある程度はお約束の確認に陥ってしまうというような。。。)
それができるのはやはりキャラがたっていればこそ
ただ腐狙いな展開が随所にあって逆に狙いがあざとすぎでは??
ってのがちっと鼻についたりもしますが。

あと何気にダークナイトの日本版とみることもできますね
今後の展開次第だけど(最終回が近づいてきて、まだ解明されてない伏線もありますが
ウロボロスやルナティックとどう決着をつけるのかに注目ですね)

企業タイアップの仕方おもしろいと思います。
スカイハイのあのロゴのお陰でユーストリーム連動もできてるわけですねw
ネットでの無料視聴、違法アップロードやBDレコーダーのCMカット機能が
出回っているご時勢だし、本編にCMを組み込む苦肉の策とも言える??

しかし、あんなにヒーローTVに出演しまくってなんで犯人や市民に
顔が効かないんだってのは野暮なつっこみ?
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by kgapk2004 | 2011-08-27 16:28 | アニメレビュー

四畳半神話体系

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夜は短し~を読んでいたんで作風には慣れていましたが
こっちはアニメ版。OPがアジカン、EDがやくしまるひろこなんて
いかにも「そのへんのの層狙ってます」ですぎ
どちらも好きですが、ちょっとベタ過ぎかもw原作も森美登美彦だし。
ただここんとこ萌え・腐向けアニメが氾濫しすぎてるから
こういう路線はむしろもっと増えてもいいとは思うんだけど。
EDかOPどちらかはもっと突拍子もないところから引っ張ってきて欲しかったかもw
それにしてもそのOP,EDはじめ製作から監督から原作から実に豪華な作品

内容は、毎回毎回主人公が同じ時間をめぐりながら大学生活をやり直していく
考えてみればいろいろバッシングにあった「エンドレスエイト」と似てるじゃないですか。
気のせいか最後まで見ると
酸っぱいブドウ状態のオタク=私=キョン
現実をエキサイトしている引っかき回し役=ハルヒ=小津と見えなくもないし。
ただ出てくるキャラに奇人が多いこと、舞台設定からまさに夜は短し~と
同じ作者なんだなぁと納得。
この作品はキャラが同じでも時間を遡るごとに
役割が変わってしまう、ついでに主人公の所属するサークルも代わってくる
でも一部お約束な展開は毎回(話を減るごとになくなったり追加されたりして)
抑えられてるという、当初は「漫・画太郎」のコピー芸に近いものを
かんじてしまいましたw(あそこまで絵と展開が一緒じゃないですがw)
かなり実験的な作品であることは間違いないのですが
テンポ良い言い回しと次回はどんな役回りであのキャラが出てくるかという
楽しみ方もできるアニメだと思います。
終盤になるとループにも意味が見え出してきてパズルのピースが嵌った快感も出てきます。

現在。いわゆる一般層やまーったくアニメを見ないそうにも
届く作品をと気をはいてる枠でもある「ノイタミナ」だからこそ出てきた異色作なのかも。
何が何でもアニメを見る層に向けてはいないため
視聴率的には苦戦し、最近ちょっと軸がぶれたり明らかに「外した」作品も
でていますが、それでも総じて質の高いコンテンツを発しているノイタミナ枠
今後もまたこーゆう作品も出てくるのを期待したいですね。
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by kgapk2004 | 2011-08-27 16:26 | アニメレビュー

リトルピープルの時代

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こういうサブカル論壇系は何かいい事言ってもらいそれに納得するためにとか
3.11以降どうしていいか分からないからその糸口欲して、とかではなく
(本来はそういうとこが売りなジャンルだと思うんですが)
思想+作品批評を混ぜたようなそれではなく
単にサブカルを通じていまの時代のムードを割り出す構図が面白いから、であって
私的に完全な娯楽になってるんですが
まぁサブカルを通じた社会学のお手本をみたい、みたいな感じ。

それにしても「村上春樹」と「平成ライダー」と「AKB」を横断して語れるなんてのは著者
ならではの切り口で、通常ではおよそ接点のない離れたカルチャーを横断するのは
フォローする範囲に脈絡がない人ほど快感なはず

しかし著者の宇野さん「ハルヒ座談会」とか「ゼロ年代の想像力」の頃は
もっと的確な語りをする魅力があったんだけど最近はなんか文芸論壇で
プロレス繰り広げてるイメージばっかりで
語り口もなんだか以前のようなキレがなくなったなぁと感じてたんですが

でもこの本に関しちゃロジックが旨い
この展開の仕方が正解ではなく、100通りくらいありそうな切り口から
1通りの作者が正解とする方向を導いて、そこに色んな作品を盛り込んで補強してあるんですが
でも、その展開の仕方、著者なりの視点がかなり旨いんです。
その点でビッグブラザーとリトルピープルという題材を掲げ
春樹と主に平成ライダーを対比させたいった点は
成功しています。かなり込み入った展開をさせているので
レビューにあげるのが非常に難しいですが一部旨かった点を抜粋していくことにします。

春樹の小説はビッグブラザー(大きな物語)が解体されていった80年代以降
ナルシシズムの記述(世界の終わり)は洗練されていく一方で
自身がそれを強く思考しながらも新しい世界の「悪」=「敵」の設定
「ハードボイルドワンダーランド」には苦戦しつづけている。
そしてそれのターニングポイントとなるのがその2つをタイトルに据えた
同作からだ、と定義づけている。ここに春樹の力を持ってしても据え切れない
文学的限界がある、で国内のジャンクなカルチャーは以外にそこを
軽がると飛び越えているという理論から様々な異色なカルチャーとの
対比、主に平成ライダーへの話に及んでいき


まず、仮面ライダーアギトにおけるアンノウン
(ビッグブラザーを失いその生を意味づけるアイデンティティを失ったもの)を等身大の生活を
望まず覚醒する能力を求める=死
一方超能力者でない人々、それを問題視しない人々はポストモダン的アイデンティティ不安を
克服した(国家や社会に頼らず)自力でそれを見つけて生き延びる人という定義にはじまり

龍騎におけるライダーバトルはすべての価値観が等価であり
正義の価値観がばらばらになっている。
グローバル化と合わせて1つの絶対的な正義(ビッグブラザー)から
それぞれの正義(リトルピープル)時代への象徴とし
キバの音也とファンガイアの関係を通して「大きな父性」が1986年に終わりを継げたと展開

そんでもって最終的にWにおける祥太郎を「ハードバイルドワンダーランド」
フィリップを「世界の終わり」に据えたロジックは見事
たぶん最初に春樹とライダーを結びつけたときも最後に
ここに持ってくることをゴールとしてたことは間違いないww

この後、AKBやpixivやミクなどいわゆる「ハルヒ」以降の
キャラクター消費を経て現実の風景にキャラクターが拡散していく様を
仮想現実から拡張現実軸への変化して展開しているのですが
このビッグブラザーからリトルピープルへ創作から現実への干渉
拡散というスタイルはメタルギアソリッドやmoonやガンパレでも解説できるし
(一応著者の編集するプラネッツでは別のライターによって
このへんは大いに語られてはいるんですけどね。。。)
ここではないどこか、終わりなき日常をへて、いまここへという著者のかかげる
意識の変化に過敏に対応したのは案外ちょっと前にJ-POPやロックだったりするのですが
(GLAYからスーパーカー経由でFISHMANSや椎名林檎とかね)
どうしてもこのへんを語る時、アニメやドラマ、小説など「物語的なもの」に
傾いてしまう視点は著者の相変わらずな欠点だなぁ~とも。

そのへんまで絡めて万遍なく論じられてれば文句なしに時代を捉えたと言えるんだけどね。。。
そもそも非現実が現実に干渉し拡張していくだけが現在日本を支える空気だとも思わないし
どちらかといえば完全に現実は現実、仮想現実は仮想現実として
割り切って進化したほうがディープで明快なものができると思う派なので
(最近和ゲーがイマイチで比較すると洋ゲーの方が濃いのも、つながりを武器にしたツールは
ほとんどは米国から発信されてきて、それを日本風に味付けしたものがかつてのように
世界に伝播しないで国内でしかウケなくなってきてる元凶は、上記にあると思っているので。。。)
いまは過渡期なんじゃーないかな、と思うわけです。
ただリトルピープル、ビッグブラザーの二軸に展開の仕方に関してはお見事!と言える
そんな宇野さんの最新作でございました。でもやっぱり
ゼロ年代の想像力ほどのインパクトはないかなぁ。
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by kgapk2004 | 2011-08-27 16:21 | ノンフィクション

コクリコ坂から

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ゲド以来の宮崎吾郎監督作品
俺はゲドを見てないので、酷評される理由もよく分からんのですがw
そういやポニョも見てないなぁ~・・・

お話的には「海が聞こえる」「耳をすませば」系
込み入った要素や変わった時代背景を取り込みながら
万人に受ける路線にまとめり手腕は見事絵も相変わらずクルクルよく動くし。
ただまぁ監督違いなんでなんですがアリエッティにも感じた「スケールが箱庭になってる」
「結末を無理やりねじこんだ」違和感があります。

もうちょっとスケールを大きくした上で大きなクライマックスってできなかったのかな??
せっかくカルチェラタンなんて大掛かりなものを絡ませたのに
クライマックスで連動しないのはもったいない。

カルチェラタンな雰囲気は好き、全体的に昭和30年代を
美化しすぎてはいるキライはありますが
いまのようなネットというツールやオタクというくくりがない時代
統一された概念がないうえでああいう形で文化系的な空間が
機能していたとしたらなんともうらやましい時代だったと思います。
実際あそこまで大掛かりなものはなかったと思うけどw
ただああいう流れであつーい文化系の流れが存在してれば
(たぶん第一次オタク世代と呼ばれる世代に人らがあんな感じに近いようですが)
文化系という流れが一地方にもキチンと根付いていたと思うんだけどねぇ・・・。
学生運動とかあのへんで弾けて、オタクという型ができていくうちに
どこか奇形化したままステレオタイプができあがっちゃった感じ??
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by kgapk2004 | 2011-08-27 16:20 | アニメレビュー
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長井龍雪、岡田麿里などトラどらコンビが手がけた話題作
長井監督のアニメっていままで避けてた類のものが多かったんですが
このアニメは筋書きで反応こういうノスタルジック系にゃ弱い、
そういえばトラどらも萌えラブコメに見せかけて
一般層を取り込めそうなドラマ部の触れ幅で話題になってたもんね。
ただあんまアニメである必然性も弱い気もしますがw
それを言えば日常系や空気系果てはジブリまで大半が??になっちゃうけど
しかし10年前だったら実写でやってたような路線でしょうね~。

やはり最近実写とアニメの逆転現象が置きつつある気がしてます。
聖地巡礼なんてことがおきるのも、そんだけ日常をプンプン匂わせた
アニメが増えてるから。これもまた宇野某氏のいうところの
キャラクター文化が日常へ侵食するリトルピープル時代を象徴する流れなんでしょうね。
どちらかというとフィクションはフィクションなりのリアルを
アニメなら実写とは違う路線で見せて欲しかったりするのですが。。
このへんはリトルピープルの時代とのレビューと連動してるのでそっちで。

そしてこの過剰にノスタルジックな感じは
白中探検部(知ってる人といるのか・・・)ミーツ白線流しですな。
やはりロケーションの描写が際立っています。
しかし「ポケモン金」や「ですよ」が高校生の懐古の対象になってくると
もう年喰ったなー思うわけですが
「ケンちゃんラーメン」とかはおそらくうちらが小学生時代の頃限定の商品だし
「ですよ」や「ポケモン金・銀(パロ名にされてますがw)」も微妙に年代がズレてるから
ある程度どの世代にも通じるよう、懐古の対象も幅を設けてあるんでしょうね。
主題歌の「secret base」から10年たつのが一番驚きだけど10年早すぎ・・・

お話的にはノスタルジー系に弱いからやっぱええわぁ。。。
といいつつ各キャラの掘り下げが弱いのが気になる
いわゆる現実的な学園ドラマ、青春群像劇の枠を脱して新しい
展開、設定を描くほどには到ってないし
そこを彫り上げるためにはもう少し話数がほしかった。。
中盤のドロドロと終盤の感動の触れ幅をもっとデカクして
終盤の展開でお約束破りの一つもやってればなぁ。
これだと「ノスタルジー=あの頃は・・・」から「いまここへ」の飛躍も弱いし。。
そういう意味では第4話の終わり方は衝撃でしたがw

あとはめんまがものを動かせる設定は失敗だったような。。
それができる時点で全員にもっと早い段階で存在を証明できたと思うんだけど
(作中でそこに対するつっこみもあるけど)そのへんを触れるのはやばというものかw
でも見えない=証明できないことがドラマ部の展開とも大きくリンクしているため
ともするとドラマ部の感動を損ねてしまう危険のある設定・・・
でも個人的にはこの設定、このロケーション、このシチュエーションにもってかれた部分がデカイ
最近は夏ドラマでこういう雰囲気のものが減っちゃったから、そういう点でも
ノスタルジーな気分に浸らせていただきました。
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by kgapk2004 | 2011-08-27 16:17 | アニメレビュー