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by kgapk2004
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DocumentaLy

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最近みた雑誌の中でしょこたんと向井理のインタビューに次いで
新作アルバムインタビューがそこかしこで見られたサカナクション
それだけいまある種の音楽ファンには注目を浴びている中での
新作リリースとなったわけです。
先日たまたまロキノンジャパンを何年かぶりに立ち読みすると
そこにまたまたサカナクションのアルバム製作ど真ん中のインタビューが
載ってたわけですが、やはりいま確実に注目を浴びているという
中どういう曲を作りをして詞を書いていくのかかなりのプレッシャーがあった模様
前作「Kikuuki」がそれだけ(個人的にも久々、何か新さと手応えを感じた)
アルバムだっただけに、次回作がどうなるかは気になってました。
でも、サカナクションの路線はワールドイズマインの頃のくるりや
FABFOXのころのフジファブリックのフォロワーなのは間違いなく
4つ打ちのビートにバンドサウンドをのっけて
和テイストなフレーズをまぶしつつフォーキーなボーカルが乗る
ある意味王道のロキノン系ともいえ、そのスタイルは
そこまで圧倒的に新しかった訳じゃーないと思うのです、そこに
散文的な歌詞の独自性ややはりこのバンド特有の癖、4つ打ちにバンドを絡ませること自体を
(フジはどっちかっつーとプログレだし
くるりはあの時期一時的にフロア寄りに接近しただけだし)個性としたのがサカナの魅力

それら先達バンドからいかに次のステップを目指すかがこのバンドに期待してるところ
で、まーこのアルバム色々冒険してます。
よりビートよりになってるけど、ジャンルの枠がさらに広がってるんじゃないかな??
あとメンバーここの集大成みたいのをどんどん前に出してきてますね
(最近まで6人編成とは知らなかったよ。。。)
でもバラエティに富んだ分、昔のアルバムより芯の通った感は薄れたか?
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by kgapk2004 | 2011-10-30 19:04 | 音楽レビュー

三月のライオン

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非常にゆったりしたテンポで心理描写をゆっとり描く
丁寧な作風がキラリと光る一品
立ち読みで作風から嫌煙してたのがもったいなかったかなぁ
やっぱ単行本で読むとおもしろい。
ただ一回連載に追いついちゃうとリリースの感覚も
非常にまったり待たされることになりそうwヤングアニマル連載だしなー。。
将棋のことなーんも分からんけど、わからなくても
面白さが損なわれることはないのも◎

もともと少女漫画誌で活躍してた人が
いきなり将棋を題材に青年誌に連載ってのも
そうとう冒険だったんでは。。
前回レビューに「あの花」をあげちゃったんで
言いたいことの節々が被っちゃいますが、どのキャラも何かしらの
欠落や喪失感を抱え、それをゆったりしたテンポの中で
少しづつ溶かしてゆく展開、こーゆーのは
やはり女性の作家さんじゃないとできねんでしょーね。
男性作家だともうちょっと性急になるか衝動的な方にいっちゃうはず。
それでいてベタな恋愛漫画やいかにもな青年漫画になることもなく
作者特有のバランスも保たれている秀作だと思います。ってのは
やっぱ将棋って題材のおかげかなー。将棋展開がなければ
モラトリアムぷんぷんになりすぎちゃうもんね。
今後どう転ぶかによりますが
長編になりすぎずタイミングよくまとめて欲しいところです。10巻くらいで完結希望
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by kgapk2004 | 2011-10-30 19:02 | コミックレビュー

友達を殺してまで。

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なんか散々話題は聞いてたけどイマイチ聴く気になれなかった
神聖かまってちゃん
とりあえずこのメジャー進出版から入ってみました。安かったしw
の子の存在は80年代の町田町蔵、90年代の大槻ケンヂ、00年代の峯田和伸
に次ぐパンク及びトラウマ童貞ロックの系譜、に連なるのでしょうか。。
ミチロウやヒロトやミヤジやハルさんとかとはちょっと別もん
もう10代も遠く離れてしまったいま、ノスタルジー抜きで
この手の音楽に共感できなくなってきちゃったけど
現在のシーンにおいて色んな意味でカウンターを突きつける存在ですね

凄いのはちゃんと独自のメロディラインを形成していること
出てきた背景がよくわからんのですが、だって
ほとんどバンドとかやってなかったんだよね??
vo.は脱力なのにピアノアレンジが狂ってたりやけに丁寧だったり
ミドリ→相対性理論の系譜で括られるのにも納得
例のTV出演は賛否をかもしたけど70年代はライブハウス
80年代、90年代はTV出演で何かをやらこすことがある意味「箔付け」も
兼ねていましたが、共通していたのは唄は(一応)ちゃんと唄っていたことと
何かしらのメッセージないしパフォーマンスを交えたこと
構ってちゃんはメッセージも糞もなく
ほぼ完璧に電波を(狙ったのか天然なのかはおいといて)
貫いたことと、その出自自体はネット初ドキュメンタリーとして
登場したこと、そこがやっぱり00年代らしく「新しく」もあったのかも
さすがにTVのあれはちょっと引いたけど・・・
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by kgapk2004 | 2011-10-30 18:59 | 音楽レビュー

Riff-rain   

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サカナクションが丸みをおびたギターポップを下敷きに
エレクトロサウンドをのっけたバンドだとしたら
プログレのような変拍子やエッジの聴いたギターや
エモなヴォーカルが乗る尖ったサウンドにPOPなビートをのっけてたのが
スクパニ・・・だと思ってたんですが最新のアルバムが
あまりにPOPになりすぎててちょい落胆・・・

前述の要素がすべて後退したうえにPOPさばかり前面にだしちゃったという。
よくあるパターンですが、メジャー1stはまだメリハリが聴いてたのに
だんだんノイタミナ専属アーみたくなっちゃったしなぁ・・・

ということで、あえて過去のアルバムに遡ってコレ
このアルバムは曲数的にミニアルバム扱いになりそうですが
この前後のアルバムでは飛びぬけた楽曲がある分アルバムのまとまりが
乏しい印章があったんですが、このアルバムは1曲1曲がそんなに
強く視聴してない分、アルバムとしてのまとまりは非常に良い1枚
前述の変拍子、エモボーカル、エッジの効いたサウンドにPOPなエレクトロ
というこのバンドの持つ持ち味はほぼここに終結されてる感じ
ややソニー系っぽい無機質さに偏りつつ、絶妙な持ち味があった時代
椎名林檎が♯4を絶賛したのもなんとなく分かりますw

同じ唄ものニカ路線でもサカナと対極のタイプだと思うんであえて併設。
でも最近の女vo.バンドではかなり気になるバンドなので
今後も流れは追っていきたいバンドには変わりませぬ。
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by kgapk2004 | 2011-10-30 18:56 | 音楽レビュー

勇者ヨシヒコと魔王の城

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見た目は完全ドラクエ5なのにいきなりWA2ともののけ姫のパロっぽい出だしw
でもそのノリはまさにTRICK、深夜ドラマ特有の
ゆるーい雰囲気のまま低予算コメディやっちゃってます。
でもお釈迦さまとか木造家屋とか時代劇風の東洋テイストで半ば西遊記になっております。
とゆーよりもバラエティ番組内でやる
RPG風コントを25分枠に拡大したかのような感じか。
あとちょっと魔方陣グルグルを思い出したよ。。基本がドラクエパロだしね。

最近、ドラマや実写畑からどんどん疎遠になりつつありますが
それでもおお、と思ってしまうほど毎回ゲストが豪華
しかし、低予算を売りにしてるからほとんどが友情出演らしい。

完全にVシネや自主制作映画のノリで
何割かほとんどアドリブで進んでるんじゃなかろうか。。
それくらいラフなつくりだけど深夜なら開き直って
これくらいやっちゃってもいいじゃん的なノリ。頭空にして見れますw
鈴木先生でちょっと硬くなった頭をほぐすのにちょうどいい感じだったなぁ。。
ニコ生など、素人配信がメジャーになってきたいまの時代だから
登場しえたドラマかも。でもさすがにちょっとラフすぎるなw
最終回だけはちょっとノリがシリアスになっちゃったけど(半分だけ)
どうせならラストまで緩く突き抜けてほしかったなぁ。
しかし山田孝之はおいしい役をもらってくこと、毎回
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by kgapk2004 | 2011-10-30 18:53 | ドラマ・特撮

弾丸ティアドロップ

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某所で絶賛されてたんで。つかこの表紙マジでなんとかならなかったんか。。。
作者特有のヘンな癖があるけど、個人的には
この漫画、題材が色々と反則。うまいもん組み合わせたよなぁ
もしかして遠藤某の弟子筋なのかな??

シュチュエーションは「めぞん」なんだけど
その実、アッパーな「さくらの唄」のようにも思える
主人公が明快に突き抜けると印章もかわるのね。
ミニシアターや深夜ドラマでたまーにありそうなパズルを重ね合わせた感じで
サブカルにまみれた感じがちょっと鼻につくんだけど
疾走感や青春ものオーラ全快のちょっと投げやりでぶっとんだ展開が
極度なサブカル臭さを払拭してんのがいい感じ。
最近アフタはまた面白くなってきましたね。
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by kgapk2004 | 2011-10-30 18:49 | コミックレビュー

鈴木先生

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とにかくドライな作風であるな、というのが第1話をみた時点での印象
震災以降ピリピリして、些細なことで炎上や謝罪を繰り返してる
いまの日本においては特に白黒はっきりつけたがるし
エンタメ系でも何かとキャラクターの感情に重きを置いて
本筋の展開の盛り上がりのためには少しの矛盾や脇役の活躍も隅っこにおかれがち。
エンタメに徹するならそういう割り切りも大事だけど
あまりにも細かい整合性やリアリティをすっとばし過ぎなんじゃね??
て思いも年々増えてきたとこに久々に考えさせられるテーマをもってきてくれたドラマでした。

白か黒かじゃなくてその中間の落としどころをどうもってくか
そこんところ非常に慎重に運んでるドラマだと思います。
ある種合理的な話の運びは非常に欧米チックかも
人によっちゃ好き嫌いも分かれるでしょう。扱ってるテーマは現代的で実に難しい。
そこを、淡々とした作風でテンポ良く消化してる.緩い笑いも
挟むことで、過剰に重くなりすぎないよう工夫されてますね~。
鈴木先生がかなり思慮深いタイプなのも現代的か。
生徒目線ではあるんだけど、過剰に熱血だったり情に過剰にながされるタイプではない。
1,2話も重いテーマを淡々と扱ってたけど3話でビックリ
以降よりタブーなテーマへ重くなりすぎず果敢に挑んでいき
6話を受けて7話で展開される鈴木講義?はまさに自分が常に思っていることを
そのまんまドラマの筋を使って展開してくれているかのような内容にw
現代は多様性の時代、何が絶対という価値観はなくなっている
そんかわり、皆どこか居心地のいいムラに閉じこもって他の畑の意見や価値観には
耳をかさなくなった、だからいまあえて多様な価値観の中で話し合い
少しでも妥協点を探り出していく必要がある、じつはこれが正しい民主主義
多数決や空気読むはある種それを放り出しているにすぎないのであーるって
CIRCUS冒頭の宮台の話ともほぼ同一となるこの結論に10話つかって
(タブーをものともせず)たどり着いたこのドラマに拍手を送りたいです。
ただ、まぁやっぱりそれは理想論、日本人一人ひとりがそれに気づいて
実行していくまでにまだ20年に近い(もっと?)年月はかかるんじゃなかろうかと思います

ともかく些細なことにピリピリする昨今、もう少し冷静に考えようぜと
諭しているかのようなドラマでした。
ちょっと淡々としすぎているのが好みの分かれ目か。。
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by kgapk2004 | 2011-10-23 15:46 | ドラマ・特撮

ICO

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日本のゲーム業界が断続的に
新しいゲームをリリースできてた最後の時期が2001年
そして世界に発信できる斬新なゲームを複数発信できていた最後の時期が2005年
ってのが私的な国産ゲーに対する印章でございます。
いまも死んでるわけじゃないんだけど絶対数の話題作(野新作?)の不足と
欧米勢との技術差の開き、セールスの大激減と悪い要素が目立ちすぎなんだよねぇ

その日本のゲーム業界のある種の区切りとなる2001年の年末商戦
その年末商戦の中でも一際インパクトのあったICO
その続編(?)として2005年にリリースされ、あの強豪揃いの2005年近辺でも
独自の存在感を放ったワンダと巨像。とにかく、特別な思い入れがあるのです。
実際今回のHDリマスター再リリースを受け、ファミ通で記事を見たとき
そのグラフィックにあたらめて「おお」と思ってしまったり
技術的には最新のものにもう及ばないんだけどセンスや見せ方が優れていれば
時代を超える、そんな典型がこのシリーズなんじゃないかと。
(画面写真のみならず、ジャケまで含めて「センス」で衝撃を受けたゲームって
初代マザーやトワイライト、MOONやMYSTなど、かなり限定されから)
ワンダ、ICOともにプレイ時間がそう長くないけど密度は濃いというは
社会人ゲーマーにも優しい(美味しい?)存在w

ただやはり今回ICOをレビューに頭に掲げたのは最初に発売されたインパクト以上に
ワンダと比較してゲームとして、よりストレスを感じない作りであるため
(ICOはワンダと欠点を共有してる点はありますが
ワンダは視点の悪さ、繰り返しの単調さ、そのスケールに対しマップでできることの
少なさがどうしても欠点として浮かび上がってしまうので。。。)
それでもグラフィックのセンスやアクション性、次はどんな巨人がでてくるか
(ウルトラシリーズopの○○登場、にも似た)ワクワク感
しがみつき、基本は弱点突き刺しの繰り返しだけど
形も動作も特徴もまったく違う巨人のインパクトを有するワンダの存在感も
今回の再リリースで暖めて確認できました。

ICO、ワンダともにやはり視点の切り替えの悪さやカメラが基本的に固定な(ICO)
あたりに時代を感じる不便さや限界は感じます。
しかし多くは語らないながらも背景に深みを感じさせるグラフィックと
絵本のようにプレイヤーに体感させることに重きをおいたストーリー
ファミコン時代のゲームのようなある種のシンプルさと押し付けがましくなさ
(悪く言えば放り投げ感なんだが)手探りでさがしていけば
そう苦労せず解決法がみつかる絶妙なゲームバランスなどなど
海外受けしそうな雰囲気を漂わせていながら、日本でなければ
生まれなかった叙情的且つ、抽象的な雰囲気やストーリー
国内外のクリエイターに当時あれだけ絶賛されたのも改めて納得。
この路線が洋ゲー受けを狙いつつ実は(ガイジンから見ると)
日本特有のエキゾチックさと繊細さに満ちた、いい意味でのガラパゴスゲームだと思うんだけどねェ。
和ゲー停滞打開のヒントの何割かはこのへんにあると思ってます
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by kgapk2004 | 2011-10-23 15:44 | ゲームレビュー

シュタインズゲート

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元はゲームだったんですね~これ
主人公(オカリン)が厨二、相棒(ダル)ヲタクのテンプレートで笑ったw
ヲタク文化を分かりやすく形にしたキャラクター造形
ちょっとクールなラインのデザイン
そこに日常SFが混ざり、これぞ深夜アニメといった雰囲気。
海外に向けてアキバ文化を交えたアニメの決定版を目指しましたという趣も漂います。
陰謀劇やタイムスリップが絡むと外人の嗜好にモロはまるし。


しかし、おそらく相当数の分岐があったであろう原作を
一本のシナリオとしたアニメに落としこむのはのは相当困難だったはず
原作は設定からして、かの「YU-NO」を思い出しますが
あれが90年代カルチャーだとしたら10年代頭に最新の事象も絡めて
据えなおしたかのようなタイトルだとも言えるのかも。
評価の高かった原作を下敷きにしたためテーマ曲から演出から
原作を受けて絶妙にこなれています。序盤の展開の遅さと
SF用語やネットスラングの頻発、キャラの癖から導入のつかみが
かなり悪いのが難ですが、1クールかけてキャラや設定をゆっくり
見せていった強みが2クール目以降に炸裂
主人公を自覚的な中二にした時点でラストの展開はおいしいものになるのは
必然でしたがwそれでも終盤の展開、久々に熱くさせてくれました。
2クールの半分くらいは典型的なギャルゲ展開になってしまったのは
いいのか、悪いのかって感じですが・・・

こういう雰囲気のアニメがもともと好きってのをさっぴいても
最近みたアニメじゃ一番見ごたえを感じたアニメかもしれません。
実は中二って悪くないんだぜアニメで置き換えてもいいかもねw
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by kgapk2004 | 2011-10-23 15:38 | アニメレビュー

サイタマノラッパー SR2

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舞台は埼玉から群馬へ・・・今度はアラサーの女子ラッパー
なんかだんだんウォーターボーイズみたいな展開になってきたSRの2作目
失敗ライブイベント→揉めイベントが起こるとことかお約束化しつつあるし
細部の展開も前作とあえて似せてあるし前作の主人公SHO-GUNの2人も出てくるし。
しかし同時に凄く可能性を感じる映画でもありました。

今回は主役が女子5人組になったことから「重さ」は
かなり増してきてます。前作は20半ばのフリーター男子
今回はアラサー女子、人生の切羽詰り具合は年齢こそ、
そう離れてなくても
やはり後者の方が切実になってくるんですよねェ・・・

前作の2人が登場、EDで早くも次回作への予告が出ている通り
このままいけば毎年県を跨ぎながら続編がつくられていく
ウォーターボーイズ形式で各地で続編を作りながらゆくゆくは壮大な
偽史を作っていくシリーズになる可能性も見えてきました。
歴史がなければ偽史をつくり、そこに物語を発生させてしまうという方法は
(たとえば前作でちょっと出てきただけで死んでしまうタケダ先輩
今回は彼がライブした群馬のタケダイワが一部ラッパーには聖地とされており
前作と今作をつなぐ橋渡しとなり、今回の主人公らの再結成の契機にもなる)
昨今のアニメの聖地巡礼と同じ流れ
もっといえば架空の聖地をでっちあげる
「ブレアウィッチプロジェクト」方式と言えるでしょう
そこにこのシリーズはモラトリアム、地方、閉塞感という誰もが
共感を覚えやすいテーマを一貫して描く
多数の視聴者にとって地続きな世界を描くわけです。
何もない僻地に一つ一つ偽史の伝説を築いてく流れは非常に面白い。
順当にシリーズを重ねれば、インディペンデント映画界の寅さん的存在
あるいは平成ライダー的なデータベース映画となっていく可能性もあります。
PLANETSでの対談などを見ると入江監督はこの映画を作って
j-POPとコア層に寸断し、一般層とも乖離してしまった日本のHIP HOPを
このSRによる偽史とメディアミックス展開で草の根的に
広めていきたいという野望を抱いているようで
いつでもどこでもフリースタイルができ、それゆえにコミュニケーションツールと
しても秀でているラップというものに作劇の上でも非常に可能性を感じているそう
地方=ホームを過剰にアピールする文化としても性がいいってのもあるんでしょう。

地方に文化を、金はなくて映像や音は作れる、ネット時代に可能性は広がると
常日頃思っている私としてはそういう点で非常にインスピレーションを刺激される
続編となっておりました。内容自体は前作も踏まえて痛くてベターなんだけどw

一方、前作の感動はあれ一回きりだからよかったんだ!という批判も増えそう。
ただシリーズを重ねるごとにSHO=GUNの2人が顔だししていけば
まさにあの埼玉の地から伝説がはじまったということにもなるし
それはそれでまた感慨深いとも思うのですよ。
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by kgapk2004 | 2011-10-23 15:37 | シネマレビュー