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by kgapk2004
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砂漠

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おしつけがましくない青春小説内容はたとえば同じ作者のアヒルと鴨なんかともひじょーに近い
フィクションとしてはとても地味だけどノンフィクションなら
少々突飛なできごとがおこりすぎな大学ライフや
平凡なゆるーい大学ライフに奇妙な事件がからみ
暗い影の匂いがするとこなんかも絶妙に緊張感を持たせることに成功しとります。
文体はあいかわらず春樹っぽい。主人公=語り手(北村)が鳥瞰型だし(やれやれ系)

ただ本作は作者特有のギミックがあまり生かされてないので残念
この人の小説は基本的に日常→非日常に見せかけて
超常的なことは何もおこらない、そのかわりそこにうっすら
忍び込んでくる奇妙な事件や違和感を最後まで引っ張り
オチ近くになると用意される何がしかの「仕掛け」におお!と
唸らされることが多く、そしてお話的にもちょっといい美談が混じったり
やけに濃いキャラクターが登場したり。
でも本作は決定的な超常現象が一つ起こってるんですよね。。

本作と比較すると類似点が多い分、そういう点
「アヒル」の方がインパクトは強い、でもこちらはあくまで普通の大学生の
青春群像劇として見たほうが正解なんでしょうね。
こんなにドラマティック(平凡な設定に見えるけど、現実と比較すれば十分
ドラマチックな大学ライフになってると思いますw)ではないけど
自分の大学ライフと照らし合わせて被ってる点がやはりいくつもあり
砂漠=社会を前にしたモラトリアムをゆったりしたリズムで描いております。
しかしこの話の人らに比べると自分の大学時代なんかなんも考えてなかったわなぁ。。

そして本作をより魅力的に見せているのは後書きでも触れられていますが
西嶋の存在。典型的な「ウザオタク」タイプの西嶋だけど
不思議と不可能を可能にしてしまう説得力がある、現実のオタクも
行動力を伴えばきっと西嶋に変身してしまうのですが、現実では
服屋のマネキンにかかった服一式を「なんとなくいいから」という理由だけで
買い占めてしまう行動に出る猛者はなかなかいない
あそこまでの奇妙な行動力が伴わないと「ニセ西嶋」になってしまうんですね。。
そういう、日常にいそうなキャラを魅力的に描写してしまうとこも
ある意味「伊坂マジック」なのかもしれませぬ。
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# by kgapk2004 | 2012-01-01 21:41 | ブックレビュー

進行衰退国ニッポン

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この本を読み、UPする間にも(この記事書いたの多分11月末です、、)国産スマホを差し置いてアップルvsサムスンの
様相を呈するタブレットや携帯端末業界、1000兆円の大台に乗ろうとする国債
日銀の介入を受けても1ドル70円台を脱せず
年収300万を切る30台が半数を占めるニュースやら
TPP問題やらきな臭いニュースが並んでおります。それでも、というか世界中が混乱にある現在
貧しくなりつつもこれだけ普通に日常が遅れてる分
なんだかんだで日本は凄いと思うのです。
若者のライフスタイルの適応も迅速だしw

しかし官の方の取り組みはゴテゴテだし00年代を振り返ると
だいぶやらかしちゃった感はある。日本が国際的に
いよいよ落ち目になってきたのはここ5年だとおもうのですが
本書はそのきっかけはその前5年の小泉政権期にあり、あの時期の先を
見越した判断の誤りが製造苦境や社会問題の主にここ数年の
大幅な行き詰まり、停滞を招いたと指摘。その処方箋も示されています。

たとえば素人目に思う範囲でも最近amazon使ってて、思うのが
かのデジキューブを生かしていまやマックを凌ぐ店舗数を誇るセブンイレブン
そこに日本の流通事情の旨みを生かし、お堅い著作権至上主義を
儲けるから乗って来いという姿勢で手早く動かし
PS2とPSオンラインとソニー初のソフトウェアとウォークマンやPSPを
連動させていればamazonを脅かすサービスを日本から発信できた可能性もあり
ゲーム業界やレコード業界の再編も進んだかもしれないし
そこにe-book offなどを絡めれば中古市場と住み分けながら
オンラインのサービスはもっと充実できたと思うのですが
いまさらセブン&Yがamazonに追従してきてもどうにも手遅れ
PC主導の米国に対してTV+付属機器で常に対抗してきた日本が
完全にPCや各種ソフトウェア業界に主導を握られちゃった10年となってしまい。

ここに現れるように今の30代、40代の世代がおそらく得意とする
外部ソフトウェアとの提携や著作権型を守りながらもサービスの
ありかたを柔軟に変え、業界再編をしてセールスを移行させてく
やりかたが本当に鈍く、けっきょく中身の付加価値(ハード面)に
拘り過ぎたのが主に現在の製造面の苦境に繋がっていると思われます。

ハードに拘った日本は=「垂直統合型」に拘りすぎた
80年代製造業で日本にやられまくった米国はソフトウェアを育て
外側(製造=ハード)を外注に安価で作らせてしまう「水平分業型」に移行
結果、けっきょく新興国(主に台湾や中国)がハードを安価に作る現在
ソフトウェアの大手を要する米国勢に大幅に旨みがいきわたり
ハードを一括管理する国産メーカーは大いに苦戦する現状が訪れてしまったという。
無論これは製造業の分野に限った話で医療や農業、環境ビジネス、雇用
あらゆる分野への機能不全、決断の不備に話が及んでいます

この本の偉いとこはあの原発事故の前に発売
されてるのにも関わらず原発産業の危うさを指摘していたこと
ゆえに他のテーマにも先見性というか説得力が増してるとこにあります。
常にニュースをよくチェックしてる人にはいまさらな話題も多いのですが・・・
とりあえず、今後激しさを増していくだろう環境=エコ産業に関しては
(ここでもかつて有利に動いていた状態を見誤って米独に遅れをとってるようですが)
イニシアティブをとってもらいたいし、家電や製造業ではアップル・サムスン態勢が
崩れてくるであろう5年後に備えて、あれこれ先手をうっていて欲しいと願っております。
まぁ国産にそこまで拘らなくてもとは思うんだけどねw
やっぱり心情としては頑張ってもらいたいから。
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# by kgapk2004 | 2012-01-01 21:39 | ノンフィクション

ドニー・ダーコ

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非常に難解な映画だけど極めてアートちっく、ていうかウサギの着ぐるみ着た
変なのが登場するちょっと陰鬱な青春不条理劇
みたいな筋書きから非常に気になってた映画なんですが
特にウサギってのがキモwどう転ぶか予測不能っぽいし。

しかし、たとえばヌーヴェルバーグやフィルムノワール
あるいはデビットリンチやタルコフスキーあるいは10年位前にブームとなったミニシアター系映画などなど
これらを通過して観れば今更そこまで新しいところもなく。。
アメリカ風刺のような描写があるけど、あのアメリカンビューティーもこの頃だったしな。。。
自分的にそれらの成分がまだまだ未接種或いは斬新気味だった
5~10年前に観てたらもっともっと斬新に感じたはず
そもそも最初目にしたのが5年位前の映画誌かなんか
だったので、その頃みてればよかったんだよな・・・
つまり前衛映画としての描写に目新しいことはなく
だからトリッキーな演出(たとえばラストの時間逆行現象を
筋書きを変えてもっと節目節目に入れるとか)すれば前衛+ギミックが
かみ合ってより刺激的な映画になったと思うのに
ウサギの出番も少なすぎるのでそのトコロドコロで絡めれば。。
なんだか奇抜な設定だけで描ききったようなとこもあってちょっと物足りない
しかし、最後までなんだかんだで目を話せないのは絵的な美しさ
ちょいミステリー的な味付け、それらがところどころで物語を引っ張るから。
本作は、00年代を代表する前衛映画のポジションにはばっちり
おさまったようで、欧米では未だに本作のフリークスが後を絶たないとか。
この手の映画の入り口には申し分ないデキだと思います
絵的にも筋書き的にも抑える部分は押さえてあると思うので。
でも欲を言えばさらに上をいってほしかったというのは贅沢なとこなんでしょうか。
しかし、あの結末は昨今のアニメなんかでもやたら見かける結末だわな。
マドまぎのラストはドニー・ダーゴの影響云々は流石になかなかみかけないけどw
しかしキーを握るのがウサギだし、ある意味すげー被ってる。。。
00年代(以降)は喪失と時間逆行(ループ)というシナリオが世界中で
数年周期で繰り返される時代だったのかもしれません。
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# by kgapk2004 | 2012-01-01 21:36 | シネマレビュー

大英帝国という経験

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島国として発達し、海軍を発達させる必要があった点
隣国との諍いが多く工業国として発達しながらも世紀に掛かる頃その限界に直面し
変換を迫られる点(イギリスは金融、日本はまだ??)
長い歴史をもつ王室が政治権力とは別に存在している点などなど
イギリスは日本と実に共通点がおおかろう国だと思います
その際にとられた悪しき植民地政策
(太古からある奴隷制度と区別するなら「特定の人種だけに限られた」奴隷制度)
はフォローのしようもないですが
ただもし日本の工業国としての全盛期が100年前だったら必然的に植民地経済に
のり出さざるをえなかった訳で、まぁその必要がなく
内需で十分としてたから鎖国もしていたんでしょーが
今日の便利な生活の原型は当時のイギリスの植民地政策のノウハウがあったればこそ
ともいえるわけで、そのへんは複雑なもんがありますね。。

しかし近代化の過程にあっていかにイギリスが激烈でかつ急進的だったかが
本書でよく分かります。内部にはスコットランド、アイルランド
外部にフランスや独立したアメリカ
植民地としてのカナダ、オーストラリア、南アフリカを巻き込んで
あの小さい島国にどんだけバイタリティがあったんだと驚く反面
搾取するだけした植民地問題を棚上げし得意の二枚舌(三枚舌)で
ナショナリズムを煽り、今日の民族紛争の種を植え付けておきながら
「野蛮な文明を開拓し文明を授ける自愛にあふれた国家」ってな言い分はかなり苦しいものが
ありますがww
(もっとも国土の大半を支える下層農民はそんな奴隷の存在すら
長い間ほとんど知らされていなかったという事実もある訳ですが)
そんな7つの海を支配する大英植民帝国を日英同盟でロシアに対抗した同士の
日本が20世紀中にズタズタにして
さらに同一規格大量生産で半世紀後には工業国の最先端として20世紀後半をリードし
同じ島国で長い歴史の皇室もあり、なのに地球の表と裏ぐらい離れている
というのが面白くも奇妙な関係だなぁと改めて思います。

あとは女王ひいては皇室のアイデンティティの変化。
国王は君臨すれども統治せずとは有名なイギリス王室のスタンスですが
ヴィクトリア女王期に政治的かかわりより植民地も含めて女性の王様として
その私生活や家庭生活を切り売りすることで政治の内実よりも
イメージとして人々に信仰させる対象となった、その転換が面白い
いまのイギリスの王室に延々とつづく、そして日本の戦後の皇室の
あり方にも影響を与えたであろうその原型が、このヴィクトリア女王期に見られるという。

本書はどーも奴隷というスポットに焦点を当てがちなんで加害者の面に目がいきがちですが
世界をほぼ制覇した大帝国のその力の源泉やそれゆえの苦労
それから現代我々が日常的に接してる公共施設(動物園、図書館。博物館)の成り立ち
紅茶や女性の社会進出など英国の魅力にもザックリ切り込んでいます。
ただこういう歴史ものはやはり先の時代から辿っていかないと不利だなぁと思う点は
カトリックやプロテスタント、あるいはローマ文明のけっこう深いレベルでの知識を
前提にしてないと全体の概要は困難だということ。
まぁ一冊の物語で言えば8章~13章くらいの部分を切り取ってるんだから無理もない話でもあるんですが。
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# by kgapk2004 | 2012-01-01 21:33 | ノンフィクション

The Elder Scrolls V : Skyrim

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バグ騒動もなんのその(ベスセダのゲームならいつものこと)
国産の自由度の高いRPGの草分けとして有名なかのロマサガ1も
バグまみれだったことを考え,さらに20年の時間を得たこのタイトルが
その時間分の自由度や技術の代償にそれだけのバグを抱えるリスクもあったと考えれば納得できるというものw
(といっても苦しいフォローか、、PC版は影響ないだろうし、回避方法もあるようなのが救いだけど。)
でも現在欧米では既に配布されている修正パッチが配られるまで
あまり先に進める気にならなかったりもするw
で、2月だか3月で配られたパッチ1.4で完全に動作問題は解決したよう
家庭用だとMODで遊べない欠点はありますが、マニアでない限りスペックに左右されない
家庭用で十分でしょう、勿論もとより大きくバグのなかった360版
そこまで高スペックでなくとも動くPC版も手放しでお薦め
というか、よくこのボリュームで動作問題が改称できたもんだ。。
忙しさやチマチマ見るものに追われて腰をすえてプレイできてませんが
唯一の不満点は雪国が多いところ。前作の方が自然の豊かさが感じられた気がしなくもない。

で、もうこれは現代ゲーム文化が目指してきたインタラクティブな方向性を
目指してきたベクトルではもうきわまってしまったレベルのものでしょう。
前作のオブリビオンはもとよりオープンフィールドの草分けとなった
GTAシリーズ、昨年発売したレッドデッドリデンプション
国産ではロマサガやキングスフィールド、シェンムー、ワールドネバーランドなど
自由度が高いとか箱庭とかいわれていたゲームがやろうとして
いたことが全てぶち込まれている感じ
(ただしロマサガやキングスの持つ戦闘ゲー、やりこみゲーとしての側面は別
そっちの進化系は今ならデモンズ→ダークソウルでしょうね)
住人は朝から夜まで独自のAIで生活し 歩けば歩くほど集落やダンジョンがほいほいでてきて
家にあるもんを取れば衛兵に連行され
町に入ると突発的に発生するイベントも多数、メインはあるけど膨大な
サブシナリオこそがこのゲームの肝、家も買える、馬も買える
嫁さんも娶れて、職業選択も自由、マップの彼方に見える大きな山は
目指して歩いていけば全て上れるし、ほぼ全てのオブジェクトにも触れ
時間の変化も天候の変化もあり、巨大なドラゴンやちっこい雑魚敵も
切り替えのない画面で人々と同じようにリアルタイムで動いている
そこに面白さを感じるかは人それぞれだけど、仮想世界を作るという
現代ゲーム文化の目指す現時点の一つの究極なのは確かで
2011年世界が選んだゲームで見事第一位
ファミ通でも40点をキープ、欧米では2日で300万本以上のセールスと
話題にことかかないわりに国内の反応の薄さは悲しいとこ、、
もっとこういうゲームに刺激されて
国産でも洋ゲーにない感性のオープンフィールドゲーがでることを
待ち望んでいるのですが。。(そういう動きはチラでてきているようですが。。
小島チームの新作とかドラドグとかね)
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# by kgapk2004 | 2012-01-01 21:31 | ゲームレビュー

スーパー8

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スピルバーグの集大成映画といわれ前評判はかなり高かったよう
舞台がモロに80年代(実際は79年舞台みた)炭鉱で賑わう1万2万単位の田舎町
未知との遭遇やET仕立てのシナリオに
グーニーズやスタンドバイミーなどのジュブナイルも髣髴とさせ
スティーヴンキングのモダンホラー風
やはり父と子の関係も絡むし軍隊も絡んでくるし
一番最初のゲーム、マザーに感じた情緒豊かで能天気なアメリカの魅力を
ぐっとみせながら裏になにか形にならない不気味なものが忍び寄ってくる
あの感覚にも近くて雰囲気は大好きなんですこういうの
外界からの異星人を扱ってはいるけど
実は日本人が土着的に感じている田舎の古いしきたりなどから来る恐怖と同じ
うちからでてきた恐怖が画面の節々から漂っている気がします(ITみたいなもの?)
もともとインディアンの土地だった
広大なアメリカにある得体のしれない土着的ななにかが
田舎町を舞台にすることで文明と対比され、それがより引き立つってるのかもしれません

ただ序盤の何かが起こってるミステリアスな雰囲気に比べ
謎の対象が明るみになりパニック映画風になる中盤以降はトーンダウン
落ちもちょっと苦しいし唐突。おいしい材料を並べてあるのに
もう少しクライマックスをうまくひっぱられなかったもんか。。
EDの演出は非常に秀逸。主人公一派が小学生だてらに(もしかして中学生かも。。)
映画をとるのはうらやましい、自分なんていま似たようなことをやろうとしてるのに
こんなちっこい頃からそんなものを撮る習慣があるなんて
(スピルバーグやエイブラムズの個人的な実体験からきている可能性もありますがw)
流石映画の国だなぁぁと、あと列車のシーンは流石の一言。
実はあそこまでがクライマックスな気もするw
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# by kgapk2004 | 2012-01-01 21:23 | シネマレビュー

DocumentaLy

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最近みた雑誌の中でしょこたんと向井理のインタビューに次いで
新作アルバムインタビューがそこかしこで見られたサカナクション
それだけいまある種の音楽ファンには注目を浴びている中での
新作リリースとなったわけです。
先日たまたまロキノンジャパンを何年かぶりに立ち読みすると
そこにまたまたサカナクションのアルバム製作ど真ん中のインタビューが
載ってたわけですが、やはりいま確実に注目を浴びているという
中どういう曲を作りをして詞を書いていくのかかなりのプレッシャーがあった模様
前作「Kikuuki」がそれだけ(個人的にも久々、何か新さと手応えを感じた)
アルバムだっただけに、次回作がどうなるかは気になってました。
でも、サカナクションの路線はワールドイズマインの頃のくるりや
FABFOXのころのフジファブリックのフォロワーなのは間違いなく
4つ打ちのビートにバンドサウンドをのっけて
和テイストなフレーズをまぶしつつフォーキーなボーカルが乗る
ある意味王道のロキノン系ともいえ、そのスタイルは
そこまで圧倒的に新しかった訳じゃーないと思うのです、そこに
散文的な歌詞の独自性ややはりこのバンド特有の癖、4つ打ちにバンドを絡ませること自体を
(フジはどっちかっつーとプログレだし
くるりはあの時期一時的にフロア寄りに接近しただけだし)個性としたのがサカナの魅力

それら先達バンドからいかに次のステップを目指すかがこのバンドに期待してるところ
で、まーこのアルバム色々冒険してます。
よりビートよりになってるけど、ジャンルの枠がさらに広がってるんじゃないかな??
あとメンバーここの集大成みたいのをどんどん前に出してきてますね
(最近まで6人編成とは知らなかったよ。。。)
でもバラエティに富んだ分、昔のアルバムより芯の通った感は薄れたか?
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# by kgapk2004 | 2011-10-30 19:04 | 音楽レビュー

三月のライオン

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非常にゆったりしたテンポで心理描写をゆっとり描く
丁寧な作風がキラリと光る一品
立ち読みで作風から嫌煙してたのがもったいなかったかなぁ
やっぱ単行本で読むとおもしろい。
ただ一回連載に追いついちゃうとリリースの感覚も
非常にまったり待たされることになりそうwヤングアニマル連載だしなー。。
将棋のことなーんも分からんけど、わからなくても
面白さが損なわれることはないのも◎

もともと少女漫画誌で活躍してた人が
いきなり将棋を題材に青年誌に連載ってのも
そうとう冒険だったんでは。。
前回レビューに「あの花」をあげちゃったんで
言いたいことの節々が被っちゃいますが、どのキャラも何かしらの
欠落や喪失感を抱え、それをゆったりしたテンポの中で
少しづつ溶かしてゆく展開、こーゆーのは
やはり女性の作家さんじゃないとできねんでしょーね。
男性作家だともうちょっと性急になるか衝動的な方にいっちゃうはず。
それでいてベタな恋愛漫画やいかにもな青年漫画になることもなく
作者特有のバランスも保たれている秀作だと思います。ってのは
やっぱ将棋って題材のおかげかなー。将棋展開がなければ
モラトリアムぷんぷんになりすぎちゃうもんね。
今後どう転ぶかによりますが
長編になりすぎずタイミングよくまとめて欲しいところです。10巻くらいで完結希望
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# by kgapk2004 | 2011-10-30 19:02 | コミックレビュー

友達を殺してまで。

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なんか散々話題は聞いてたけどイマイチ聴く気になれなかった
神聖かまってちゃん
とりあえずこのメジャー進出版から入ってみました。安かったしw
の子の存在は80年代の町田町蔵、90年代の大槻ケンヂ、00年代の峯田和伸
に次ぐパンク及びトラウマ童貞ロックの系譜、に連なるのでしょうか。。
ミチロウやヒロトやミヤジやハルさんとかとはちょっと別もん
もう10代も遠く離れてしまったいま、ノスタルジー抜きで
この手の音楽に共感できなくなってきちゃったけど
現在のシーンにおいて色んな意味でカウンターを突きつける存在ですね

凄いのはちゃんと独自のメロディラインを形成していること
出てきた背景がよくわからんのですが、だって
ほとんどバンドとかやってなかったんだよね??
vo.は脱力なのにピアノアレンジが狂ってたりやけに丁寧だったり
ミドリ→相対性理論の系譜で括られるのにも納得
例のTV出演は賛否をかもしたけど70年代はライブハウス
80年代、90年代はTV出演で何かをやらこすことがある意味「箔付け」も
兼ねていましたが、共通していたのは唄は(一応)ちゃんと唄っていたことと
何かしらのメッセージないしパフォーマンスを交えたこと
構ってちゃんはメッセージも糞もなく
ほぼ完璧に電波を(狙ったのか天然なのかはおいといて)
貫いたことと、その出自自体はネット初ドキュメンタリーとして
登場したこと、そこがやっぱり00年代らしく「新しく」もあったのかも
さすがにTVのあれはちょっと引いたけど・・・
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# by kgapk2004 | 2011-10-30 18:59 | 音楽レビュー

Riff-rain   

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サカナクションが丸みをおびたギターポップを下敷きに
エレクトロサウンドをのっけたバンドだとしたら
プログレのような変拍子やエッジの聴いたギターや
エモなヴォーカルが乗る尖ったサウンドにPOPなビートをのっけてたのが
スクパニ・・・だと思ってたんですが最新のアルバムが
あまりにPOPになりすぎててちょい落胆・・・

前述の要素がすべて後退したうえにPOPさばかり前面にだしちゃったという。
よくあるパターンですが、メジャー1stはまだメリハリが聴いてたのに
だんだんノイタミナ専属アーみたくなっちゃったしなぁ・・・

ということで、あえて過去のアルバムに遡ってコレ
このアルバムは曲数的にミニアルバム扱いになりそうですが
この前後のアルバムでは飛びぬけた楽曲がある分アルバムのまとまりが
乏しい印章があったんですが、このアルバムは1曲1曲がそんなに
強く視聴してない分、アルバムとしてのまとまりは非常に良い1枚
前述の変拍子、エモボーカル、エッジの効いたサウンドにPOPなエレクトロ
というこのバンドの持つ持ち味はほぼここに終結されてる感じ
ややソニー系っぽい無機質さに偏りつつ、絶妙な持ち味があった時代
椎名林檎が♯4を絶賛したのもなんとなく分かりますw

同じ唄ものニカ路線でもサカナと対極のタイプだと思うんであえて併設。
でも最近の女vo.バンドではかなり気になるバンドなので
今後も流れは追っていきたいバンドには変わりませぬ。
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# by kgapk2004 | 2011-10-30 18:56 | 音楽レビュー