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by kgapk2004
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天元突破グレンラガン 紅蓮篇

天元突破グレンラガン 紅蓮篇 _c0005235_2211857.jpgこれもねぇ、さんざん評判は
聴いてたんですが、あまりに
熱血を前面推ししすぎてたり
キャラデザにいまひとつ馴染めなかったりで
なかなか手が出せなかったアニメ。
そのうち時間があったらみようと思ってたんですが
劇場版はTV版の総集編でもあると聴きようやく。
とりあえず前知識として面白そうだなぁと
思ってたのが全4部構成で
それぞれ70年代~00年代の
各年代の雰囲気を反映したものになっているらしい
ということ。紅蓮篇は2部途中?までをフォローしてあるため
力技で敵をたおしていく熱血根性アニメと(70年代風?)
主人公が葛藤しつつ大軍相手に戦闘を繰り広げる群像劇(80年代風?)
が展開されています。ただ序盤のラガンの動き、表情が70年代というより
「ワタル」あたりを思い出したりも。。。ガイナックスらしくそのへんにパロディ満載
急に線が荒い劇画長になったりと、70年代アニメをおもわせる演出も光っています。

いや、それにしても兄貴(カミナ)のキャラが相当魅力的に描かれているため
ターニングポイントとなる後半の落差はかなりのものになっています。
なんだかんだいって近年これだけ熱血を感じさせてくれるアニメはなく
見ていて痛快な作風はまさに必見。正しく男くさいアニメになってます。
ただやはり時代柄か、ただ熱血ばかりで物語が押し通せる訳もなくあれやこれやの難題が
降りかかってきていますが、それすら最終的には力技で撃破する、といった感じ。
一つ残念なのは、これってほぼ大人向けに作られているのに
本来ターゲットなのは子供な作風、放送時間も朝方?だったということ。この作りなら
かつて熱血ロボットアニメに燃えた大人をターゲットに深夜枠でもっともっとはっちゃけても
よかったんじゃないかなーと。子供向けにするには見た目に反してマニアックなとこが
多い訳だし(ガイナックスだしね。。)。逆に完全に子供に向けた、先祖帰りの
「熱血ロボットもの」もまた復活してほしいなぁとは思うのですが。。
とにかく非常にパワーと見ごたえに溢れた作品と確信。
時間もそんなにたくさんは確保できないので、つづきをレンタルで見るか、やはり劇場版の
続編「螺旋編」のレンタル解禁まで待つか。。。
by kgapk2004 | 2009-08-03 22:01 | アニメレビュー