銀河英雄伝説
2009年 08月 04日
いまだに名作と名高い銀英伝
デュエル文庫で復刊したときに
序盤までは追って読んだのですが
その長大な設定に挫折して
今回、文庫化になったのをきっかけに
物語の折り返しとなる中盤まで
読み進めてまいりました。
もともとSFやスペースオペラにあまり耐性が
ないため、結構読んでて
しんどい面もあったんですがw
長大な設定だからこそ
ヤンとラインハルトの対面シーンが
読者に感慨深く演出をできたり
というな旨味もあり、なによりもこれだけ登場人物や設定も膨大な作品を
作者の頭の中だけで組み立てて手際よく見せるのは
相当難儀なはず。その構成や内容だけで圧倒されてしまう作品です。その分読み進めるのに
かなり体力もいるのですがwこれ、政治や戦略的な駆け引きが売りの作品なので
まるっきり舞台を中世や古代にしても成り立つ筋で、SFというよりも
人間臭いキャラの描く群像劇的と大河的なスケールが売りなんですよね。
SFに囚われないその大河ドラマが時代を超えた人気になってるんだろうなぁと実感致しました。
SF版三国志みたいな位置づけですよね。何故か中国でも人気らしいし。
(作者が中国びいきなとこも影響してるかもしれませんが(汗))。
やはり天才ラインハルトより庶民派ヤンにどうしても肩入れしてしまいますね。
ラインハルトも中盤に差し掛かるとたまに人間臭い一面を出し始めてきますが。
しかし発表当時よりも情報量が多く複雑になったいまの時代の方が
より人気が出そうな作品である気もします。
デュエル文庫で復刊したときに
序盤までは追って読んだのですが
その長大な設定に挫折して
今回、文庫化になったのをきっかけに
物語の折り返しとなる中盤まで
読み進めてまいりました。
もともとSFやスペースオペラにあまり耐性が
ないため、結構読んでて
しんどい面もあったんですがw
長大な設定だからこそ
ヤンとラインハルトの対面シーンが
読者に感慨深く演出をできたり
というな旨味もあり、なによりもこれだけ登場人物や設定も膨大な作品を
作者の頭の中だけで組み立てて手際よく見せるのは
相当難儀なはず。その構成や内容だけで圧倒されてしまう作品です。その分読み進めるのに
かなり体力もいるのですがwこれ、政治や戦略的な駆け引きが売りの作品なので
まるっきり舞台を中世や古代にしても成り立つ筋で、SFというよりも
人間臭いキャラの描く群像劇的と大河的なスケールが売りなんですよね。
SFに囚われないその大河ドラマが時代を超えた人気になってるんだろうなぁと実感致しました。
SF版三国志みたいな位置づけですよね。何故か中国でも人気らしいし。
(作者が中国びいきなとこも影響してるかもしれませんが(汗))。
やはり天才ラインハルトより庶民派ヤンにどうしても肩入れしてしまいますね。
ラインハルトも中盤に差し掛かるとたまに人間臭い一面を出し始めてきますが。
しかし発表当時よりも情報量が多く複雑になったいまの時代の方が
より人気が出そうな作品である気もします。
by kgapk2004
| 2009-08-04 21:22
| ブックレビュー