国境線上の蟻
2005年 10月 24日
ヤンキーの美学や孤独感というか、どこかグランジ(もはや死後か^^;)精神溢れた哀愁のある世界を奏でたブランキー。ブランキーも熱心なファンが多いため名盤っていうと意見が分かれるようですが、ここは反則的にこのベスト盤をw。ベスト盤なのに世界観がブレてないのが凄いと思います。ジャケットも昔のアルバムからの引用ですがイメージそのまんまだしw。いわゆるビート系の流れに沿わない、でも感触的には本格派のロックバンドっていう印象を強烈に残すブランキー。個人的に、王道のアメリカンロックなイメージがあります。世界観も雄大なもんをもってると思うし。なんか(いい意味で)日本っぽさがまるでないしねぇ。ベンジー(ボーカルの愛称)の声はかなり好き嫌いが別れるみたいで、俺も最初は受け付けなかったんですが、慣れると、この世界観にはこの声じゃなきゃダメだろっと思えるから不思議なもんです。いわゆるロッキンオン方面ではひたすら強く支持されてるブランキーですが結構、聴く人を選ぶ側面は強いと思います。とりあえず始めて聴く人は、このベスト盤で試してみては。
by kgapk2004
| 2005-10-24 23:21
| 音楽レビュー