バイオハザード4
2006年 03月 13日
リアルタイムストラテジーとともに海外では大人気のジャンルFPS。このジャンルでは日本は遅れをとり、ずっと決定的な作品に恵まれない状況にありました。FPSとはプレイヤーの視点で銃を持ち戦場や敵基地に潜入する類のゲームなのですが、海外ではいくつもそのタイプの作品が発売され主にPCゲーム市場を中心に、日本でも多くの作品がリリースされてます。しかし多くが海外ゲーだけに、アイデアや臨場感は素晴らしいものの、やはり理不尽な作りのものも多いようで、ながらく和製FPSの大作を待ち望んでいたのです。んで、このバイオハザード4は和製FPSとして、抜群の完成度を誇り、とうとう昨年度の海外でのゲームアワード第1位を受賞。バイオハザードもシリーズとして長らくマンネリが続き、後発の類似タイプのゲームに押され気味でしたが、この4作目でフルモデルチェンジを決行。従来のラジコン操作よりも抜群に操作しやすくなり、且つ爽快感も感じられ、スリルある潜入感を持たせることに成功しています。ただ、恐怖ゲーではなくてスリルゲーw。感覚としては極めて海外的な匂いのする作品で、だからこそ海外でも大いに受けたんでしょうな。ただ、序盤のゾンビが徘徊する村が舞台のときはスリル抜群でしたが、ゲーム自体がAVGとしては少々長すぎたため、後半の城が舞台になる頃にはだれてきてしまうという(アシュリーが結構お荷物になるし^^;)欠点も持ってると思うんですが・・・。とはいえ全体的に見て、昨今のゲームの中でも、このバイオ4の完成度は飛びぬけていると思います。グロイの嫌いでなきゃ~一辺遊んでみる価値アリです。
by kgapk2004
| 2006-03-13 22:39
| ゲームレビュー