THE STONE ROSES
2006年 03月 26日
海外で著名なロックバンドというと、たいがいアメリカかイギリス、どちらかに傾きがちですが、80年代後半にイギリスから登場し新しい流れを築いたのが、ストーン・ローゼズ。マンチェスタームーブメント、インディー・ダンスシーンを牽引した存在だと言われているようです。当時としては活気的なダンスとロックを融合させた音つくりをし、後のダンスミュージックに影響を与えたのが功績大なバンド。サイケデリックなギターノイズ、ファンキーなリズム等、伝統的なイギリス型ロックに新しい感性を注ぎこんだ事が目新しかった、て言われてますね。イギリス出のバンドならではの上品でお洒落な音に仕上がっています。ただ、この後メンバーが暴走し、長らくアルバムのリリースがないまま、続く2ndで路線変更をしそのまま解散。あまりにもリリースが少なかった薔薇と石ですが、この1stによって90年代以降のイギリス勢の流れが決まったとも言われている通り、15年前の作品とは思えない先進性。クールで甘美且つ、繊細な音世界が展開されてます。国内でもスーパーカーとかコーネリアスとか、あのへんのバンドには相当影響を与えてるんじゃないでしょうか。
by kgapk2004
| 2006-03-26 15:01
| 音楽レビュー