トレマーズ
2006年 03月 27日
砂漠の人口10人にも満たない町に、音を聞きつけて、人を食う巨大な化物が現れてそれと対決するという、早い話、「陸のジョーズ」なのですが、特撮が優れていて今見てもウソっぽくないのと、主人公2人がいい味だしてること、音を出しちゃいけない、という設定が適度な緊張感を生んでることまた、一見するとB級おばか映画になりがちな設定のところを、最初からコメディーを意識して撮ってあるせいか、思ったほどB級色がしないというか、普通によく出来たアクションコメディーとして見れちゃう作品です。でも、この作品のなにがいいって舞台ですね。アメリカの僻地の砂漠にあるちっさな町が舞台という、その閉鎖的な空間でのサヴァイバルという設定。そのシチュエーション、そしてその砂漠の町の雰囲気そのものがかなりいい感じ。全体的にのーてんきで(人は死にますが^^;)肩の力を抜いて見れる、さりげない傑作ですねぇ。 モンスター絡みの映画では、一番好きな作品w。
by kgapk2004
| 2006-03-27 18:22
| シネマレビュー