ALWAYS 三丁目の夕日
2006年 06月 22日
久々に屋外、ポータブルDVDで視聴いたしましたw。レンタルで初視聴、ALWAYSです、三丁目の夕日です。昭和30年代が舞台、さらにセットが特撮作品もビックリなほど豪華という、これだけで個人的には注目してた作品なのですが(実際セットの完成度は相当のもの、作り物感がまったくありません)、予想以上の大成功になった作品ですね。ようやく見ることができましたw。出演者が実力派揃いと言うこともありますが、やっぱり作品事態に嫌味がないところがいいですね。ストーリーもほどほどに現実的で、ほどほどにお芝居的。そのさじ加減がなかなかにうまい。なんとなくNHKの朝の連続TV小説を2時間映画に短縮させたようなイメージw。本筋ははっきりいってベタなんですが、そのべタっぷりがいいんですね。この手のノスタルジー系映画の中じゃ決定的といっていいくらいお約束をぶちこんで、でもそれに素直に感動できる作りになってると思います。これも導入部が弱いのが難点なんですが、割と早くに見せ場がでてくると思うので。昭和30年代をリアルに体験した世代の人たちがみれば、より感慨深い映画になるんじゃないかなぁ。月並みな意見ですが、世知辛い現代だからこそ、生き生きと生活してたこの時代に郷愁のようなものを感じてしまうんでしょうねぇ。恐らく70年代っくらいまでは、日本もこういう感覚って残ってたんでしょうが、自分が生まれた時代(80年代)から、徐々に古きよき日本的な感覚が急速に薄れていったんじゃないかと・・・。いや、現代は現代でまた、刺激があっていいとは思うんですが。
by kgapk2004
| 2006-06-22 23:46
| シネマレビュー